10頭立てとフルゲートにはならなかったが、好調馬ぞろいで全ての馬に馬券絡みがあっていい一戦となった。中でも注目したいのはガーニュ。ここは同型不在の構成で、楽に得意の形へ持ち込めそうだし、ひと息後を叩いた大きな上積みも見込める。距離延長も問題なく、特別戦でも勝ち負けの期待が懸かる。これを負かすなら、前走で目を見張る末脚を駆使したステラビアンカになるか。使いつつ攻めの動きが良化し、状態面もさらに上向きの印象。課題のスタートさえ決めれば際どくなりそうだ。一発ならミーハを推奨。力量的に微妙な条件まで上がってきたが、1700mの走りが良く、寒くなっていい馬。前走同様にロスなく運ぶことができれば面白い。スカイダンスタイムは伸び盛りの若手・望月騎手が引き続き跨るのであれば楽しめても。バウブロッサムは差しが利く流れになれば、コパノデーヴィドは砂を被らない位置取りで進めることができればになる。
◎(4)ガーニュ…当地生え抜き馬。ここまで(6746)と堅実に駆けている。初めてB1組特別に挑戦するが、距離は問題ないし、時計面の裏付けもある馬。加えて走りのいいハナが見込める構成だ。首位争いができてもいいだろう。
○(9)ステラビアンカ…道営2勝で今年9月に名古屋へ転入。初戦は3歳重賞とあって厳しいレースを強いられたが、3走目の前走で当地初勝利。叩きつつ状態面を確実に上げている。自慢の末脚を武器に上位争いへ。
▲(3)ミーハ…中央未勝利で昨年8月に当地へ。ここまで4勝を挙げているが、末一手でどうしても展開に左右される。ただ、これからの時期が稼動期の馬。今期も徐々に攻めの動きが上向き。一発ならコレ。
△(10)スカイダンスタイム…中央デビューも僅か2戦で見切りをつけられて昨年9月に転入。ほぼ最下級から地道に力をつけてB1組特別まで上がってきた。力関係は微妙でも当地リーディングを背にして不気味感アリ。
×(7)バウブロッサム…転入当初は逃げ、先行馬の触れ込みだったが、当地では差しに回って頭角を現してきた。相手は強いが無欲の追い込みでどこまでだろう。
×(8)コパノデーヴィド…2連勝と勢いがあるが、相手関係に恵まれていた点は否めないところ。条件強化、距離延長では強気になれない?
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馬単 4→9 4→3 4→10 4→7 4→8 9→4 3→4