おすすめ注目レース
■2025年12月5日
弥富記念(P) オープンサラ系3歳以上 別定(名古屋)
一変可能だ! ページェント
"全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 岡村秀和"

 弥富記念は今年度から3歳以上の準重賞として行われることになったが、選り取り見取りのメンバー構成で激戦が予想される。中でも注目したいのはページェント。故障によって3歳春シーズンを棒に振ったが、秋口に復帰すると一走ごとに内容が良くなってきた。それにつれて攻めの動きも上向きで、復活の気配が充満している。名古屋リーディングの先頭を走る望月騎手が引き続き跨ってくれるのであれば、楽しみがあっていいだろう。怖いのはマンノライトニングで、前走後は今回に向けて入念に乗り込んで本数もこなしてきた。最終追い切りの動き、時計は満足できるもの。逆転候補の筆頭格と見た。これらに割って入るならメイショウタイセツか。まだ良くなる余地を残す段階だが、ここに入っても地力の面でヒケ目はない。外枠を生かしてすんなりなら粘り込みがあっても。連戦続きでも大崩れがないコヴィーニャは今週も元気一杯。距離短縮に一抹の不安はあるが、道中のラップひとつで出番があっていい。これからの時期が稼動期のエイトワンはゲートもうひとつ。好発を切ってハナなら怖いが、現状は伏兵までの評価が妥当か。取り扱いが悩むのは転入戦になるゴールドパラディン。中央実績からして圧倒する可能性も秘めるが、初馬場になるし、まだ調整途上の感もあるので…。

◎(1)ページェント…道営でデビューして3、2、3着と勝ち切れずに当地へ移籍も、転入初戦になった認定競走をいきなり勝ち上がる。その後も順調にレース消化して重賞を3勝したが、4月戦を最後に故障によって戦線を離脱してしまった。秋口に復帰すると9、4、2着。使いつつ状態面を上げてきたようだ。復活の日も近いだろう。

○(7)マンノライトニング…中央戦績は(11110)。当地A級から再スタートして、ここまで(6222)と大きく崩れていない。前走後は日程をあけて今回に照準を絞ってきた。直前に抜群の動きを見せて、万全の状態でレースに臨めそうだ。

▲(11)メイショウタイセツ…中央では4戦して見どころなし。だがしかし、昨年9月に当地へ移籍すると8連勝。前走で初めて馬券圏外の4着になったが、相手が強かった重賞・東海菊花賞なら致し方なし。相手が下がる準重賞ならば。

△(6)コヴィーニャ…中央、門別、笠松を経由して名古屋へ。それまでの勝ち星は笠松の下級条件で挙げた1勝のみだったが、当地の水が合ったのだろう。トントン拍子に出世。2走前には笠松重賞でも際どい勝負ができた。ここも差を感じないぞ。

×(5)エイトワン…川崎の未勝利交流戦、船橋の1勝クラス交流戦を勝ち上がる。当地編入後は(5602)と好勝負の連続。これからの時期が稼動期のタイプで体調面は前走以上の感触。課題のゲートさえ決めれば面白い存在に。

×(8)ゴールドパラディン…中央平地4勝、障害1勝。ここに入れば実績最上位で、地力の面でも上と見ていいだろう。ただ、直前の動きはもうひとつで、仕上がり途上の感もある。当日の気配を吟味する必要がありそうだ。



※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。


馬単 1→7 1→11 1→6 1→5 1→8 7→1 11→1
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