おすすめ注目レース
■2025年12月10日
第64回 ゴールドウィング賞(SP1)2歳 オープンサラ系2歳 定量(名古屋)
絶好狙い目! クィーンズジョリー
"全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 岡村秀和"

 第64回目を迎える名古屋の伝統重賞・ゴールドウィング賞。今年も将来有望な2歳馬が顔をそろえてくれた。中でも注目したいのはクィーンズジョリー。転入後は連続2着と勝ち切れていないが、一走ごとに馬体のバランスが良くなり、攻めの動きも活発化。当地の水にも慣れてきたようだ。距離延長は問題なさそうで、今回は前走と打って変わって伸び伸び走ることができる大外枠にも入った。当地初勝利も視野に入る。これに2走連続先着しているアストラビアンコが相手になるだろう。(12)と同様に使いつつさらに上向きの印象で、直前の追い切りも満足できるもの。ただ、現状は気性面に危うい面を残している。距離延長にどこまで対応できるかが鍵になりそう。割って入るならミモザノキセツか。ネクストスター名古屋の勝ち馬で、実績では一枚上の存在と言える。だが、その前走の疲れが少々ありそう。今回は地力が頼りになるか。一発ならナゴヤバシリを推奨する。まだ気難しい面を残す段階だが、素質は上記馬たちと比較しても遜色がない素材。鞍上が名古屋リーディングの先頭を走る望月騎手というのも魅力的だ。相手なりに走るリトルリリイ、休み明けでも力を出せる状態のサンテオレンジも3着程度ならあっていいが、現状で勝ち切るまではどうだろう。

◎(12)クィーンズジョリー…道営在籍時の6月に認定新馬戦を勝ち上がったが、その後に3戦消化も見どころのない競馬が続いた。名古屋へ移籍後も2戦2着2回と勝ち切れていないが、気温低下とともにグングン調子を上げている印象。馬体から受けるイメージでは距離延長もいいだろう。名古屋移籍後の初勝利も視野に入ってきたか。

○(11)アストラビアンコ…道営(1144)で移籍前の最終戦を勝って名古屋へ。ただ、名古屋の水が合ったのだろう。当地転入戦をほぼ持ったままで圧勝するではないか。続く2戦目も楽に勝ち上がり、一躍注目の的となる。連戦の疲れもなさそうで、最終追い切りで豪快な動き。初めての重賞挑戦も気後れはなさそう。

▲(10)ミモザノキセツ…門別でデビュー戦だった認定新馬戦を勝ち上がり、その後の2歳オープンでも掲示板があった。10月に名古屋へ移籍すると、いきなり認定競走を勝って、2走目にはネクストスター名古屋を制した。ひと息後の競馬になる点は少々不安材料だが、実績面では最右翼。3連勝なるか注目したい。

△(6)ナゴヤバシリ…当地生え抜き馬。ここまで7戦2勝で認定競走勝ちもある。有力2歳馬が所属する今津博之厩舎で将来を嘱望されている好素材。本格化は年が明けてからだろうが、先物買いする手はある?

×(7)リトルリリイ…キャリア10戦で勝ち切れていない点で劣勢は否めないが、展開不問の自在脚で大崩れはしていない。今回は今年デビューの新人・小笠原羚騎手が2度目の手綱を取る。上積みがあっていいか。

×(5)サンテオレンジ…デビュー3走目で着用したブリンカーの効果が大きかったようだ。低評価だった認定競走を勝ち上がる。ここに入っても大きな差は感じないが、9月以来の競馬で強気なことは言えない。



※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。


馬単 12→11 12→10 12→6 12→7 12→5 11→12 10→12
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