ここをステップに年明けの新春賞を目指す面々が揃った。中心は直近4走で3度のオープン勝ちキングレジェンド。前走ペースアップでモタつきはしたが、直線はさすがの末脚でゴール前重賞6勝馬スマイルミーシャをきっちり捕えてのV。叩き3走目まだ状態面の上積みも見込めるし、キャリア初の背58キロ対応なら。相手は前走久々の勝利で弾みがついたベラジオウマムスコ。自在性のある脚質は魅力だし、充実期を迎えた今ならA1馬相手でも。インベルシオンは能検後から動き良化。長期休養明けの分、割引は必要かもしれないが実績、力は一枚上。ここ2走チグハグな競馬が続くアキュートガール、スンナリ先行できれば一変も。ダート慣れ示してきたヴァトレニにも注意したい。
◎(7)キングレジェンド…重賞実績こそないが、今年に入って9戦4勝2着1回3着2回、特に直近4走で3度のオープン勝ちと着実に力をつけてきた1頭。前走勝負所で一旦置かれる形になりながらも直線大外から一刀両断。やはりこの馬の背には動かせる吉村Jがぴったりとハマっている。今回は背58キロへの対応がカギになりそうだが、大目標の新春賞に向け格好はつけてくれるだろう。
○(6)ベラジオウマムスコ…昨年10~12月に掛け3連勝、今年に入って善戦止まりのレースが続いていたが、前走はその鬱憤を晴らす勝ち振り。初めてのA1級との対戦になるが、今回一線級メンバーは不在、自在性のある脚質と相手なりに走れる強みを生かせれば、ここでも上位争いに。
▲(1)インベルシオン…昨年園田金盃2着、その後新春賞で初重賞制覇と今年の中距離路線を引っ張っていくと思われたが、脚部不安で長期休養へ。能検の動きはピリッとしなかったが、その後の追い切りでは好時計駆けと及第点の仕上がりにはある。あくまでも本番は次だとは思うが、地力は無視できない。
△(9)アキュートガール…2走前は出遅れ、前走は勝負所で窮屈な立ち回りとここ2走は消化不良の内容が続いている。攻めは前走以上に動いており、デキ落ちは皆無。スムーズな立ち回りができれば一変余地。
△(12)ヴァトレニ…JRA在籍時芝オープン級を2勝の実績馬。転入当初は砂の深いダートに苦戦していたが、2走前に下原Jとのコンビになってからはこれまでの出していく競馬から出たなりでタメる形、それが功を奏しレース振りが良くなってきた。今の感じであれば距離が延びる点はプラスに働きそう。
※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
馬単 7→6 6→7 7→1 1→7 7→9 9→7 7→12 12→7