5日目のメインはA1a組で行われるガーネット特別。1月3開催の真ん中の開催で、3日後の22日には笠松で白銀争覇(1900m、SPII)が組まれている影響もあってか、回避馬が多数出て6頭立てと寂しい頭数になった。ただ、泣く泣く無印とした馬にも少なくとも馬券圏内(3着以内)の可能性はあり、1頭たりとも疎かにできない構成だ。この頭数なら前が詰まったりして消化不良に終わるケースも少ないだろうし、各馬現状で持てる力を出し合って、力と力のぶつかり合いを堪能したい。
馬券の中心としては2100mのA1b組勝ちがあり、昨秋戦列復帰後は3着、1着、2着(ハナ差)と好調を持続するエルナーニが相応しいかもしれない。末一手の脚質ながらペースの緩急を問わず毎回上位争いを演じているのは頼もしい限りだ。この辺りは丸野騎手の手腕によるところも大きいか。ただし、記者が狙ってみたいのは昇り馬アルファヒディの方だ。昨年12月に移籍後はA5組、A3組と連勝。前走は2着馬がうまく立ち回ったのもあるが、クビ差の辛勝では目立たない。ただし、これは相手に合わせただけで、極力消耗を避けるレースをしたもの。まだ目一杯の競馬をしていないだけに、どれだけ上乗せがあるのか計り知れない。勝ちっぷりからするとここに入ってもお釣りが来る勘定で、どこまで昇り詰めるか楽しみな逸材だ。この2頭が揃って馬券圏内から消える場面は想定しづらい。展開的にはタナバタがハナには固執しない様子なので、マイペースの逃げが可能なケルンコンサートが怖い。距離的には長丁場の乾いた馬場でスタミナが生きるメガゴールドに注目。どちらも型にハマれば大駆け十分の地力の持ち主だが、好凡走の振り幅が多少大きそうなのがネックか。無印とした2頭も決して要らないという馬ではない。転入新馬プレシオーソは中央3勝で金沢で重賞勝ち(日本海スプリント、1400m)なら当地でも互角以上にやれていい。タナバタも東海ゴールドカップは2500mで経験差に泣いた格好で、すんなりとした流れなら見直す余地がある。懐の許す限り、3着目ぐらいは買っておいてもいいか。
◎(1)アルファヒディ…転入初戦の圧勝劇から期待された前走がクビ差の辛勝。ただ、これは相手に合わせて直線に向くまで追い出しを我慢しただけ。内にササり気味でヒヤリとしたが、きっちり捕まえて力の違いを見せ付けた格好。オープンに上がってどうかだが、追い切りの動きは良く出来に不足はない。これまでのように簡単にはいかないかもしれぬが、難なく突破するようなら近い将来に控える重賞戦線でも楽しみな存在に。
○(3)エルナーニ…10月に戦列復帰後は2走目でA2組勝ちしたが、前走はハナ差2着と不覚を取った。ただ、当日は降雨の影響により前が止まらない馬場。上がり36秒7の末脚を繰り出して負けたのだからやむを得まい。この中間もダイナミックな動きを披露して出来は良好と言える。ここも身上の的確な末脚で好勝負は必至の情勢だ。6頭立てと捌きやすい頭数になったのはいいし、追い比べの展開に持ち込めば突き抜けまで。
▲(4)ケルンコンサート…3走前は5カ月ぶりの実戦でエルナーニに差し込まれたが、叩き3走目の前走でリベンジを果たした。2番手からの競馬で抜け出したのは評価できる。この頭数、枠順の並びならマイペースに持ち込む公算は大きく、勝負所から後続の追い上げを待つことなくワンテンポ早めにスパート、4角まで先頭を守れば簡単に止まることはないはず。主戦の加藤聡騎手もきっちりと結果を出したいところだろう。
△(2)メガゴールド…昨秋10月のA1a組(2000m)でラジカルバローズ(東海菊花賞24年1着、25年3着)と0秒1差の接戦を演じた。じっくり運べる長い距離に適性があり、2走前のような脚抜きのいい馬場でスピードを要求されるとひと息のタイプ。それだけに、1500mと若干距離不足、稍重馬場の前走で3着と好走できたのは正直驚き。この辺りはA2組ということもあったか。A1a組でも2000mの良馬場ならやはり怖い。
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馬単 1→3 1→4 1→2