5日目のメインはA1a組で行われるアメジストオープン。2100mの舞台設定ながら11頭がエントリー。内からコパノエミリア(東海クイーンカップ)、ダグフォース(白銀争覇)、ゴールドギア(レジェンドハンター記念)と重賞勝ち馬が3頭の豪華版で、これに転入後3連勝の昇り馬アルファヒディが加わって非常に楽しみな一戦となった。正直、どれからでも入れそうだが、記者が推奨するのはアルファヒディ。転入後3連勝とまだ底が知れないし、前走で初オープンもクリア。これまでのような他を圧倒するような内容ではなかったが、初めてビシッと追われて上がり37秒2の末脚を繰り出した。ここへ向けての調整も抜かりはなく、重賞級と対峙しても互角以上にやれていいだろう。これに立ちはだかる実績馬ではコパノエミリア。重賞3勝の実績もさることながら、関東オークス2着、マリーンカップ5着とダートグレードでの好走は強調できるもの。近2走の敗因が笠松コースならば地元に戻って反撃必至だが、夏馬の趣もあるのでこの季節では…という可能性が無きにしも非ず。一応、前走の行きっぷりの悪さはブリンカー着用で改善すると思われるが、最後のひと押しが利かない恐れはあるか。一方で、ゴールドギアとダグフォースは笠松重賞で好勝負を演じてきたが、地元に戻ってどうかの懸念は少しある。ともに広い馬場が合うタイプとみるが、やはり地元の方がメンバーの層は厚くなるので。これら4頭の牙城はかなり強固だが、割って入るとすればエルナーニだけか。昨秋復帰後は以前のように極端にテンに置かれることはなくなったが、そのぶん末脚の威力が薄れた感じがする。身上である爆発力を生かすためには、やはり徹底した末脚勝負が合っているのでは。状態自体は問題なく映るだけに、人気から解放されて一発は十分だろう。
◎(6)アルファヒディ…転入後3連勝。前走は初めてのオープンとあってこれまでのような楽な勝ちっぷりとはいかなかったが、直線でしっかりと反応して0秒2差抜け出した。ビシッと追われたことは今回にいい影響を及ぼすはずで、この中間も緩めず調整されている。前回は若干手薄な構成だったが、いよいよ重賞で勝ち負けのレベルの馬たちが相手になる。それでもなお追い掛けてみたい存在だ。ここを足掛かりに重賞戦線へ。
○(1)コパノエミリア…昨秋復帰後は他地区への遠征、笠松への出張が続いて、地元への出走は昨年5月の駿蹄賞(3着)以来となる。ここ2走は5着止まりだが、笠松グランプリは距離不足で酌量の余地があるが、東海ゴールドカップは2周目1角では既に手が動いて本来の走りではなかった。敗因を求めれば笠松コースなのか、冬場なのか、その辺りが考えられるが、前者であれば地元で反撃は十分だろう。仕切り直しといくか。
▲(9)ゴールドギア…昨秋に再転入後は佐賀遠征、笠松出張が続いたために、名古屋への登場は昨年5月の名古屋グランプリ(10着)以来となる。このレースを含めて名古屋は3戦のみで5着が1回あるだけだが、適正距離を求めて遠征や出張が続いたため。広い馬場は合うはず。中間の調整も抜かりはないだけに、前走以上にやれていいはず。外めの枠に入ったのも好都合で、早めに動いて持久力勝負に持ち込めば楽しみだ。
△(8)ダグフォース…正月戦でA4組をモノにすると、笠松へ出張して白銀争覇も連破した。鞍上の絶妙な仕掛けもあったが、持ち前の長くいい脚は重賞レベルであることを証明してみせた。この中間の調整も順調で好調をキープしており、広い馬場、ゆったり運べる距離と適正舞台なのもいい。主戦の加藤聡騎手にとっては腕の見せ所。3走前のような脚抜きのいい馬場で極端な上がり勝負でなければ引き続き好勝負必至とみる。
×(3)エルナーニ…道営では短い距離を使われていたが、当地へ転じてからは比較的長めの距離(1700m以上)で開眼。昨年のこの時期に同舞台のA1b組勝ちがあるし、東海桜花賞でも3着と健闘した。昨年10月に戦列復帰後はこれまでよりもテンに置かれる感じはなくなったが、そのぶん取りこぼしも多くなった印象で。状態面に不足はなさそうだし、前走の凡走が嫌われて人気を落とすようなら狙ってみる価値はあるか。
※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
馬単 6→1 1→6 6→9 9→6 6→8 8→6 6→3 3→6