中央馬
カズタンジャー
重賞勝ちはマーキュリーCの1つだが、ダイオライト記念で3着するなど2000m以上に的を絞って好勝負を重ねている。差しタイプながら昨年12月の名古屋大賞典で2着があり、小回り馬場を苦にしないのは強みだ。鞍上の川田騎手も当地は好成績で、ソツなく捌いて勝ち負けの勘定か。
ロードラビリンス
昨年11月に3勝クラスを勝ち上がってオープン入りも、まだ重賞での好走歴は3歳馬限定の不来方賞4着がある程度。実績面での見劣りは否めないが、4歳馬でこれからの馬だろう。とはいえ、4勝のうち3勝が0秒1差以内の接戦を制したもの。相手なりタイプでスキあらば浮上の目も。
ホウオウルーレット
一昨年11月にオープン特別を勝ったが、以降は善戦止まり。昨年8月にリステッドのBSN賞2着が転機となったか、シリウスS→浦和記念と重賞連破。持ち前の末脚に磨きをかけてきた。直近2走のGI級では東京大賞典5着、川崎記念4着と掲示板までだが見せ場は作った。ここなら怖い。
ハグ
リステッドの鳳雛S勝ちがあるだけだが、レパードS4着、不来方賞2着、JDクラシック4着、アンタレスS3着と重賞でも堅実に駆けている。すんなり先行が好走パターンだけにフルゲートでも12頭なのは有難く、この構成なら単騎逃げも可能か。4歳馬でまだ伸びしろも十分。一発を警戒。
アウトレンジ
浦和記念、平安Sと2つの重賞勝ち、GI級では帝王賞2着の実績を誇る。地方馬場も(1122)と経験豊富で、一昨年12月の名古屋大賞典では7着ながら着差は僅かに0秒4差で名古屋コースも特に心配ない。今期2走目のローテで、好位差しの安定した取り口。ここも好勝負は必至だろう。
地方馬
ダノンフロイデ
今年1月に中央3勝クラスから高知へ移籍して(0104)の成績。勝ち鞍こそないが、2戦目以降は全国各地の重賞を転戦して全て掲示板を確保している。そのうち3つが1秒未満の着差という堅実派だ。さすがにダートグレードでは甘くないが、相手なりの強みで見せ場以上は可能かも。
ユメノホノオ
13戦11勝で高知優駿を制して3歳の頂点に立つと、暮れには高知県知事賞もモノにして古馬を含めた高知最強の座に就いた。昨年には韓国遠征を敢行しながら通算29戦20勝、重賞10勝は地方馬としては歴史的な名馬と言えよう。ダートグレードも2度目で慣れが見込める。争覇圏へ突入か。
オディロン
一昨年暮れに中央オープンから兵庫へ移籍すると、昨年春に白鷺賞、秋に園田金杯、高知県知事賞と重賞3勝。今年3月にはダイオライト記念をモノにして大躍進を遂げた。よほど兵庫の水が合ったのだろう、地方馬場では(5201)とまだ底を見せていない。ここも勝つようならGIも射程に。
メイショウタイセツ
全国地方交流の東海桜花賞では南関東の雄ナイトオブファイアを撃破して今期は早くも重賞3勝目。長めの距離に適性があり、ブリンカー効果で出脚を強化したことにより前々で渋太さを発揮している。中央馬が相手のかきつばた記念では出遅れたのも影響したが10着と惨敗。2100mでどうか。
ゴールドギア
芝ダートを問わず長距離に実績が集中。重賞勝ちは盛岡芝2400mのせきれい賞、笠松1900mのレジェンドハンター記念の2つ。長距離中心のローテ作りに苦労している様子だが、絶好調と思われた昨暮ほどでなくとも状態面は高値で安定している。ただ、昨年10着以上はやれても上位までは?
エルナーニ
道営時は短距離専門だったが、名古屋に移籍してからは中長距離の追い込み馬として頭角を現した。昨年10月以降は月1走のローテで(3120)と抜群の安定感。37秒台はもちろん馬場次第では36秒台の末脚を繰り出す。ここは人気から解放されるので、無欲の追い込みでどこまで?
ケルンコンサート
移籍当初はハナを切ってどこまで粘れるかというタイプだったが、昨年11月に戦列復帰後は番手の競馬も覚えて安定感を増してきた。前走の東海桜花賞3着がそれを象徴するもので、すんなり先行すれば簡単にはバテないのが取り柄。ここは生半可な相手ではないが、自分の型を貫くのみ。
レース予想
◎(12)アウトレンジ
○(1)カズタンジャー
▲(9)オディロン
△(2)メイショウタイセツ
名古屋で行われるダートグレード、しかも、距離が延びれば中央馬の優位は動かし難いというのが定説だ。実際、新コースに舞台を移してからの過去4年では中央馬が4勝。地方馬も2着2回があるが、1頭はここが中央オープンからの移籍初戦だったヒロイックテイル、もう1頭は既に佐賀記念で2着があったシンメデージー。地方馬で活躍が見込める馬というのは実績的にかなりハードルが高そうだ。
今回の出走馬のうち、中央馬で目に付くのはやはりアウトレンジ。重賞勝ちは2つだが、GI級で2着1回、3着2回はここに入れば大威張り。外から他馬の動きを見て運べるいい枠を引いたし、鞍上には2週連続のGI制覇(桜花賞、皐月賞)で乗りに乗ってる松山騎手。勝ち負け必至とみる。これを阻むとすれば決め手に勝るカズタンジャーで、こちらは昨暮の名古屋大賞典で2着のコース実績があるのは強み。引き続き川田騎手が駆るのであればロスなく捌いて突き抜けまであっていい。主力2頭は強力だが、兵庫の雄オディロンも負けてない。前走のダイオライト記念勝ちで自信を深めており、2100mあれば不足なしか。前述の地方馬の好走データにもマッチするので要注目だ。あとは地元馬からメイショウタイセツも挙げておきたい。先行馬が手薄(中央馬ではハグ、ロードラビリンスあたり)で、内から今井騎手が突っ張れば他馬も無理にハナを奪いにくることはないはず。かきつばた記念では1500mでスピードの差を痛感したが、2100mで渋太さを生かせば可能性はあるか。善戦以上の期待を寄せたい。
※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
馬単 12→1 1→12 12→9 9→12 12→2 2→12 12→8 12→6