一昨年「優駿」に名称変更。過去9回中5勝は金沢デビューの牝馬で、昨年も牝馬のワンツー。第4回~第7回は確固たる主役がいたし、第8回は2強ムードだったこともあり、第5回~第8回は配当的にも順当な決着だったが、過去3連単万馬券4回もあり、第5回アイバンホー、第6回スーパーバンタムは北日本新聞杯に続く「二冠」達成も、重賞連勝は簡単でないという傾向も。ちなみに北日本新聞杯の勝ち馬は4着・3着・2着・2着・1着・1着・3着・2着・5着で、勝った2頭の勝ち時計は1分50秒を切っていたという共通点。ただ、砂が深くなり馬場がまるで違う今年に関してはタイムは参考外か。
大混戦だった昨年ほどではないものの、今年の3歳トップ戦線は人気通りの決着になっておらず、何よりこの2000mでの展開も読めない顔ぶれ。序盤スローだった北日本新聞杯とは全く違う流れも十分あり得るし、結果も然り。そうなると多くの馬に圏内浮上の可能性が出てくる。3着に関しては絞り込みは困難と言える。熟考した末の結論は、この世代を引っ張ってきた(6)エムティジークの評価を落とさず◎。今季2着・2着・2着と勝ち切れていない点を踏まえた策を考えているはずで、改めて「世代最強」を実証したいところ。もちろん、一冠目を圧勝した(1)グリーゼは3月から使いつつ上昇中で、再度1枠から揉まれない展開に持ち込めれば勝利十分。一発快走があるなら3月の若駒賞でまとめて差し切っている(12)ピカピカピロコで、態勢を整え直して臨む点に注目。北日本3着(11)ドレドレは流れた方が気性的に良さ出るはずで、距離延長さえ耐えれば前進可能。その他で面白いのは、素質互角以上の先行(8)リュウノタイタン、距離延長歓迎の差し(4)ダンシングアウェイ。
◎は(6)エムティジーク。無敵だった昨季に未対戦・冬季出走のピカピカピロコにゴール寸前で差された開幕戦・若駒賞は久々で途上+斤量1キロ増。東海馬と対戦のネクストスター中日本は出負けが悔やまれる直線大接戦アタマ差。逃げ一辺倒で勝ってきた昨季と違って番手競馬をこなした点でも負けても中身が濃いと見ていたが、前走・北日本新聞杯は思いのほか道中モタついて何とか2着を確保という内容に後退。敗因が距離だったら、もっと失速していたはずで、落ち着かないゲートも含めて気性の幼さが出ている感あり。その辺りを修正に着手、戦法も考え直すはず。真の力を発揮すれば結果は付いてくるはず。
○は(1)グリーゼ。道営でのデビュー勝ちや転入後の全国交流シンデレラC2着は優秀だったが、その後エムティジークに完敗続きだった昨季。その要因は気性の若さで、揉まれる展開は苦手でもあった。今春は毛も長い姿での戦列復帰で、もうひと伸びを欠く3着・6着・2着だったが、攻め強化で臨んだ北日本新聞杯は内から早め先頭で一変の圧勝。調子を上げて走れる態勢になったのも大きく、決して展開に恵まれた6馬身差とは思えない。その後も順調だけに、再度1枠からの捌き・展開だけ。
▲は(12)ピカピカピロコ。若駒賞でエムティジークを撃破して一躍注目の存在になり、牝馬重賞・ノトキリシマ賞は1番人気も全くの不発6着、そして北日本新聞杯も5着。人気になって立場の違いもあっただろうが、減っていた体重を戻すことにも気を遣いすぎたか、前走は初距離なのに追い切りなしの臨戦。いずれにせよ、いい意味の気が入っていなかったのは間違いない。今回は短期放牧を挟んで、数日早めに追い切って、直前は程々ながら時計マーク。この馬にはベストと思える調整ができた。もう一つ注目点は「重~不良」で3戦3勝で、ここ2走と違って馬場が湿りそうな天気予報。距離はやってみないと分からないものの、変わる要素は多い。
△は(11)ドレドレ。戦績・馬体的にも期待は大きかっただけに転入後の好走は当然、体重増好感の前々走も一気にケリを付けて強かった。3走前の敗因でもある気難しさを出さなければ重賞通用レベル。前走・北日本新聞杯はスローの外枠で折り合いを欠いての3着。入着近辺の中央時1800mだけ大きく負けている点や走法的に更なる距離延長を克服できるかが鍵にはなるが、流れるか、もしくは自分でペースを作れば、前走以上の好結果も十分。
注は(8)リュウノタイタン。新馬戦でエムティジークに大差勝ちした好素質。その後は出遅れ癖で伸び悩んだが、川崎1勝や今季2着・2着・1着・1着で着実に上昇して満を持しての重賞へ。現状は最前列でこそには思えるものの、初距離と展開を耐えれば能力的に好走しても何ら不思議ない。
穴は(4)ダンシングアウェイ。序盤は離れ最後方もマクり切って直線まだ伸びる勢いだった前々走の勝ち方を見ても距離が延びてこそ良さが出そうな馬。中央4着2回も芝の1800mとダート2100m。その点でも1700mに延びる北日本新聞杯も注目したが、発馬で後手を踏んだ上に届きようがないスローペース。ここに向けての調整も抜かりはないし、違った展開になれば一発あり得る。
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馬単 6→1 6→12 6→11 1→6 12→6 6→8 6→4