新設された一昨年は人気馬が競って重賞未勝利の差しワンツーになり、名古屋(4番人気)→金沢(5番人気)→笠松(1番人気)の決着。昨年は後に重賞も複数勝つハイレベルな2頭が後続を離して、名古屋(1番人気)→金沢(2番人気)→金沢(6番人気)の決着。夏にさしかかった3歳1500m重賞だけに、状態面・展開面のウエイトは大きくなるが、今年のメンバーを見渡すと、東海勢の重賞好走となると(10)タガノアイゼンの東海優駿3着くらい、昨年は有力馬の出走が少なかった地元勢は二冠馬こそ参戦しなかったが、一連の重賞を好走した馬が登場。明確な力の比較こそ難しいものの、この顔ぶれなら地元馬に期待したいところ。また、先行馬が多めだけに、速い流れになった時にどうかという点も考えないといけない。ということで、好位で立ち回れそうな地元2頭に期待の結論。(12)ケーズコマクサは北日本新聞杯12着→石川優駿5着に終わったが、血統・気性的に距離の壁を感じた内容。地元同士の1500m牝馬重賞は二冠馬グリーゼ相手に勝っている。デキが落ちた印象もなく、この条件なら見直したい。北日本3着→石川優駿2着の(7)ドレドレも当然有力。気性など総合的に考えると1500m前後がベスト、グリーゼ不在なら戴冠のチャンス。転入後3連勝で前走の内容は強かった(6)スターキャンディも先行馬増で気性的なモロさを出さねば勝てるだけの能力あり。東海勢の筆頭は東海優駿3着の名古屋(10)タガノアイゼンだが、本質的にはもう少し長い距離の方が向きそうで4番手評価に。上昇を感じさせて面白そうなのは笠松(4)エイシンディアマン。距離と展開が厳しいと見た石川優駿も4着に踏ん張った(11)キャンパスレディも、馬体回復と先行争い次第では上位争いに加われていい。
◎は(12)ケーズコマクサ。世代屈指の好素材ながら当日テンションも高い気性面で足踏み。成長+冬毛が抜けてパワーアップなら4月の1500m牝馬重賞・ノトキリシマ賞の5馬身差完勝も驚けず。明らかに短距離向きの父でもあって、ここ2走の敗因は距離不向きも大きく、現に石川優駿は一旦先頭に立つ好レースを見せながらの直線失速。割と順調に推移しての1500mなら巻き返し必至。新馬戦以外の勝ち星が外目の枠でもあり、大外もゴチャつく心配がないと前向きに捉えたい。
○は(7)ドレドレ。JRA時の1400m以下で1秒以内の差が複数ある戦績・馬体的にも転入後の好走は当然、体重増好感の3走前の強さなら重賞3着・2着も全く驚けないが、気性など総合的に考えると1400~1500mが最もレースはしやすいはず。4走前の敗因でもある気難しさを出さなければ、ここ2走の先着馬不在のここは勝機と言え、展開対応も含めた自身との戦いになってくる。
▲は(6)スターキャンディ。課題と見ていた気難しさを出さず好位インから勝った転入初戦1400mが当時の馬場では破格の好時計(同日の古馬B1より2秒ほど速く、1週前の古馬A1並)、この時点で重賞通用レベル走力は見せていた。ここ2走も楽勝・完勝で、特に絡まれて厳しい展開・ペースの逃げで8馬身差圧勝の前走は非常に強い内容。相手のレベルは随分と上がって勝手が違う可能性はあるものの、揉まれない展開なら勝っても不思議ない存在。
△は(10)タガノアイゼン。JRA時は1700m以上で5戦未勝利(7着が最高)、3月に名古屋転入後は1着・1着・1着、そして重賞5着・3着。前走・東海優駿は内を回って4角でガラッと前が開いていたとはいえ2着と1馬身差。戦績・走りからは距離が延びた方が良さ出るようで、忙しい流れへの対応が今回の鍵と言えるが、好攻めで臨める点と自在性は魅力。
注は(4)エイシンディアマン。JRAでは九州産限定の芝で未勝利勝ち→オープン5着、一般馬相手では苦戦(7着は7頭立て)、2月の佐賀・たんぽぽ賞(九州産3歳馬)で8着に敗れると笠松に移籍、2着・1着でダートもOKを実証したが、本格的な追い切り消化は今回が初めて。馬体減りなどなく当日を迎えられると、大きな上積みがあるかもしれず、伸びしろの面で怖い存在。
穴は(11)キャンパスレディ。昨年はケーズコマクサを4馬身差完封の認定勝ちも含む逃げで3連勝。当時より重くなった馬場や馬体減りで今春案外だったが、前々走で復調の手応えを掴み、2000mの石川優駿でも大バテせず4着と健闘。今回の方が適距離、中間も順調。430キロ台で臨めれば先行争い一つ。
※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
馬単 12→7 7→12 12→6 6→12 12→10 12→4 12→11