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女心、わかりますか?

2006年08月12日

 先日、髪の毛「バッサリ」宣言しましたが、結局3cmしか切らなかった、小心者の赤見千尋です・・。
せっかく『カリスマ美容師』さんに切ってもらったのに、誰にも気付いてもらえず、淋しい毎日を過ごしております。
 この『カリスマ』さん、髪を見ればその人の精神状態がわかるという、ツワモノです。心が安定していれば、髪も元気だし、病んでいれば、髪もグレてるらしい・・私の髪、反抗期だったらどーしよ・・と不安でしたが、「素直ないい髪だ!!」と誉められ、営業トークでも嬉しかった♪
 どんな職種でも、一流と言われる人は、深い事を言うもんですね。競馬界でも、「馬と会話が出来る」というのはちょっとマユツバものですが、「馬の気持ちを察する努力をする」のは大切な事。
 私自身、気性の激しい牝馬の気持ちは、自分に近いせいか、けっこう理解していたつもり。でも、男心がわからないワタクシ、牡馬のみなさんの気持ちはなかなか察する事が出来ず、苦労したもんです。
 逆に、女心がわかる男性ジョッキーは、わがままな牝馬ちゃんたちも上手に操る事が出来る、と私は睨んでいる。一概には言えないけれど、牝馬が得意な男性ジョッキーは、豪腕さや派手なアクションよりも、繊細な手綱さばきやバランス、位置取りの上手さが売りの人が多いように思う。
 地方競馬で唯一、所属競馬場を持たず、さすらいのジョッキーとして活躍している内田利雄ジョッキーは、私から見ても、女心がわかる人だと思う。年齢関係なく、内田さんは、女性を女性として扱ってくれる。栃木でも群馬でも、勝負服を洗濯してくれるおばちゃんや、お茶を入れてくれるおばちゃん達にも大人気!女性を女性として扱うのは、簡単なようで、とっても難しい。下手にマネすると、ただのかっこつけになり、女性からも男性からも総スカン・・なんて事もある。そこえいくと、内田さんはちょっと違う。
 レースで邪魔されて機嫌悪くても、負けて悔しくても、そういう周りの人達に、いつも笑顔で話しかけていた。私は女扱いされると、けっこう痒いのですが・・職員・調教師・厩務員・ファンと、みんなから好かれていた。
 現在の、「さすらいジョッキー」は、内田さんだから出来る事。同じ腕があったとしても、あの人柄がなければ絶対に成り立たない!!
 月曜日、盛岡クラスターカップに騎乗する。ホームグラウンドなしで、大きいレースに騎乗依頼が来るというのは、本当に凄い事!私が総理大臣なら、国民栄誉賞ものですよ!
 これからも、バツグンの技術と、エンターテイナーぶりを発揮して、ジェントル内田を全国にアピールしてほしい♪

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