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NARグランプリ2006?その6?

2007年02月09日

 宮下瞳騎手・川原正一騎手・丸野勝虎騎手・井上正調教師の4人が欠席だったのが、とても残念だった今回。それでも、豪華な受賞者たちや、来賓には関口房郎さんが登場するなど、とても華やかでした。
 中でも、1番人気は「最優秀騎手賞」を受賞した、大井の内田博幸騎手。一緒に写真撮ってもらいたいけど、ファンの方々のお邪魔をしてはいけない・・と思い、待つ事20分くらい。やっと撮ってもらえた1枚です♪
内田博幸さんと・・.jpg
                      photo:加藤雄哉


 内田さんといえば・・気になるのが移籍問題。共同インタビューでも、中盤はその質問で持ちきり。内田さん、サラッと流すんだろうなぁ?と思いきや、コレが熱く語り出したんですよ!
 地方と中央の垣根の事や、地元優先主義の現状について。地方は基本的に、フリーは認められておらず、必ずどこかの競馬場に所属し、その競馬場で優先的に騎乗する。腕があっても、中央と交流がない競馬場のジョッキーは、中央遠征出来ないですからね。
 でも、決して批判しているのではなく、地元に育ててもらい、地元に恩返ししたい気持ちも強いようで、
「移籍の事は慎重に考えている。」という結論。


 内田さんのお話を聞いていると、本当に周りを大切にしていると思う。年間最多勝を達成した去年、周りには内緒にしていたけれど、粉砕骨折やその他、体のトラブルがいくつかあったという。
 でも、みんなの期待に応えるために・・って、すごい根性ですよね。その話を聞いたら涙が出てきちゃいましたよ。
 それに、自分は地方競馬のジョッキーを引っ張る存在である・・という自覚がすごい。移籍や交流といった、ジョッキーたちの問題は、トップが提言しなければ改善されませんから。中央の武豊騎手といい、やっぱりトップは技術だけじゃなく、人間性も求められるんですよね。
「スターは、また生まれます。」と言っていた内田騎手。その通り!そして、それはどこの競馬場から生まれるかわからない。
 全国津々浦々、地方競馬場巡りをして、ポスト・内田騎手探しに出掛けましょう♪

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