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帯広こぼれ話。【第参話】

2007年05月12日

 レースが始まる前、競馬場の入り口でお出迎え。
みんなで声を揃えて、
「いらっしゃいませ。」とファンを迎える。
お出迎え.JPG
 調教師、騎手、職員が一丸となって競馬場を盛り上げている。廃止の危機があったからこそ、今のばんえい競馬があるんです、きっと。


 昨年のリーディングジョッキー、鈴木勝堤騎手にお話を伺いました。
・・昨年は、わずか1勝差でのリーディング争いでしたが?
「最終日までわからなかったんだ。春に6日間の騎乗停止があったし、諦めてた時期もあったんだけどね。接戦になると、前にもリーディングになった事がある俺の方が、(2位だった藤野騎手より)精神的に有利だったよね。」


・・帯広競馬場の特徴は?
「今まであった4場の中で、1番難しいんだよ。タメ過ぎると逃げられるし、行き過ぎると最後でバテる。騎手の腕が大きく左右する競馬場なんだ。」


・・どんな馬がいい馬なんですか?
「余分な事はしない馬。あとは、若馬で小さくても、心臓の強い馬ね。そういう馬を調教で自分で育てるんだよ。調教師と厩務員の連携も大切。身体が出来てないのに、無理させたら終わりだからね。」


・・今はどんな馬が狙いめですか?
「春はクラスが下がった馬ね。あと、障害が冬場より低くなってるから、スピードのある馬がいいよ。」


 元々は平地のジョッキーを目指していたという鈴木騎手。体重が重かったので、ばんえい競馬にいたお兄さんを頼って来たそうです。今年の目標は、
「1日1勝。そうすれば150は勝てるからね。がっつき過ぎないようにしてる。」
 さすが落ち着いていて、トップの言葉は重みがありますね。 

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