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シンガポール〜其の参

2011年07月23日

続いては朝の調教風景。
 
シンガポールにはトレセンはなく、競馬場で調教しています。
 
中に入るには、事前の登録とパスポートが必要。公正確保のため、出入り口はしっかりと警備されています。
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入り口まで迎えに来てくれた高岡先生が乗っていたのは、ゴルフ場などでよく目にするカート。
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厩舎地区ではみんなこのカートで移動していました。
 
支給されるのかと思いきや、自前だそうです。
 
 
 
ナイターの時とは、雰囲気が全然違いますね。
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さすがジャングルを切り開いて造った競馬場だけあって、周りは緑に囲まれているし、中も木々が豊富です。
 
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もともとの地形を活かしながらの造りで、コースの内側はかなり低くなっています。
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ナイターの時は気付きませんでしたが、コースを横から見てみると、ゴール板を過ぎてから1コーナーまでは、かなり急な上りになっていました。
 
c-go-ruban.jpg
 
ゴールしてからコーナーに入るまでが短いので、自然とペースが落ちるようにという工夫でしょうか。
 
 
次の日に控えた『シンガポールダービー』のため、前日のナイターはこんなにも広い部分を仮柵が占めていたんです!
karisaku.jpg
日本ではまずお目にかかれないほどの幅ですね。
 
芝はこんな感じ。
shibafu.jpg
 
シンガポールの競馬場は1つですから、馬場の維持というのはとても大変だと思います。
 
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内馬場はニューポリトラックコース、2コーナーから向正面の奥には、直線の往復コースがあります。
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こちらは坂路。
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2%くらいしか上ってないそうですが...
 
坂路を上っていると、その脇で芝を育てていました。
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どこの国でも、馬場整備は大変であり重要なお仕事ですね。
 
 
 
そして、プールもありました。
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みんな、上手に泳いでいましたよ。
puru2.jpg
 
調教では、芝コースは特別な場合以外使用出来ないそうですが、ポリコース、往復コース、坂路、プールと、いくつもの選択肢がありました。
 
 
診療所もとても充実していて、骨折などの手術はもちろん、開腹手術まで出来るそう。
shinnryoujyo.jpg
 
最先端の医術が競馬場で受けられるというのは、競走馬にとっては素晴らしい環境だと思います。


 
そして、高岡厩舎。
takaokakyuusha.jpg
 
道営時代からの看板を使っているそうです。
 
こちらは【エルドラド】!!
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やはりGI馬。風格が違います。
erudorado2.jpg
耳絞られました...
 

 
写真を見てお気づきかと思いますが...馬房がかなりデカイ!
 
【エルドラド】だけじゃなくって、どの馬房も日本の1,5倍くらいの大きさがあります。
これは広くていいですね。毎日お掃除する厩務員さんは大変だと思いますが...
  
 
 
厩舎には、砂場があったり小鳥がいたり、とてもゆったりとした空気が流れていて、いい雰囲気でした♪
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