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シンガポール〜其の六

2011年07月30日

最後にご紹介するのは、今回の旅の最大の目的、『シンガポールダービー』当日の模様です☆
 
金曜開催はナイターでしたが、この日は昼間開催。

d-mon.jpg 
 
ナイターとはまた違った雰囲気です。
 
d-ko-su.jpg
 
ちょっと気になったのがこちら↓
 
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わかりますか?
内馬場の外ラチ沿いに旗が立っているんです。
 
この日は芝コースしか使わないということで、内馬場の中にもスポンサーの大きな看板が。
 
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ゴール板の近くにも旗があります。
  
 
おそらく日本だったら、
「馬が物見する」って関係者からクレームが入るところですが、スポンサーがいる限り、こういう宣伝は大切なことですよね。
 
ドバイに行った時にも感じましたが、競馬をエンターテイメントとして捉えていて、お客さんにどう見せるかをとても大切にしているように思います。
 
今の日本では、ダービー当日のラチ沿いに、企業の旗が揺らめくなんてことはありませんよね。
でもこれからは、諸外国のいいところはどんどん取り入れて、スポンサー企業と共存出来るようなシステムを作っていって欲しいと思います。
 
もちろん、急に馬場にたくさんの旗が立てば、驚く馬も多いでしょう。
でも、日本の関係者の技術を持ってすれば、出来ないことではないはずです。
現にシンガポールでは、出来ているんですからね。
 
まぁ、旗がいいと言ってるわけじゃないんですけど。
これまでとは違った考え方が求められていると思うんです。
 
馬たちのことを大切に考えるのはもちろん、ファンの喜ぶ競馬、企業の喜ぶ競馬を目指したいですね。
  
 
 
話がだいぶ逸れましたが...
 
もう1つの驚きが、関係者が馬券を買えること!!
 
シンガポールはジョッキー以外、馬券を買うことが可能です。
 
海外はそういうルールがけっこう多いですけど、やっぱり実際目にすると驚きます。
 
 
パドックで馬を引いていた厩務員さんたちが...
 
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馬場の入り口で馬たちを送り出すと、急いで馬券売り場へ。
 
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自分の担当馬の馬券を買っているのか、はたまた別の馬を買っているのか...
 
かなり気になるところです。
 
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高岡先生が仰っていましたが、馬券を買うことは厩務員さんたちにとって、大きな楽しみになっているそうですよ。
 
この感覚は、ルールがキツイ日本とは全然違いますね。
 
 
 
ダービー当日とあって、華やかにドレスアップしている方が多く、ドレスアップコンテストも行われました。
 
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そして、登場からみんなの度肝を抜いたこの紳士...
 
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見事、帽子部門で優勝☆
 
ちなみにお札は本物ではなく、カラーコピーだそうです。いいのか???
 
 


この日は高岡厩舎の馬が6頭出走したんですが、8Rの【シュトラウス】が見事勝利☆
 
口取り写真と、人生初のシャンパンルームを体験させていただきました!
 
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シャンパンをいただいている間に、レースをDVDにコピーしてプレゼントしてくれるんです。
そういう気配りもいいですね。
 
シャンパン美味しかった〜♪
 
 
 
『シンガポールダービー』は、1番人気【ベターザンエヴァー】が逃げる展開も、ゴール少し前で【クリント】が交わして1着。
 
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たまたまオーナーチームの近くで観戦していたんですが、直線の熱い声援、先頭に立った瞬間の歓喜の声を間近に聞いて、私まで感動しちゃいました。
 
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ダービー制覇、おめでとうございます☆
 
 
 
 
ダービーを勝った馬のウイニングランは、1頭じゃなく誘導馬たちが囲んで一緒に歩いてました。
 
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てか、一番左の人...【クリント】の手綱まで引っ張ってるし...
 
私がジョッキーだったらヤダッ!!手綱はやめて〜
 

 
 
 
 
 
ということで、競馬場2回、廃競馬場探索、観光、象騎乗、グルメと...色んなことがあったシンガポールの旅。
 
いっぱい勉強&かなり満喫して帰ってきました♪
 
いいところもあったし、いまいちなところ(特に麺が!)もあったけど、シンガポールが大好きになりました。
 
絶対また行きたいです!!!
 

 

 

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