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8歳馬ワンダーアキュートが快勝!

2014年06月26日

昨日の『帝王賞』は、古豪ワンダーアキュートが、2012年のJBC以来の勝利を挙げました!

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なかなか勝ち切れないレースが続いていましたが、それでも、どんな舞台、どんなコース、どんな状況でも崩れない安定感は抜群!

今回は3番手から、3,4コーナー早めに前に並んでいく積極的なレースぶりで、久しぶりの勝利を掴みました☆

武豊騎手

「今回は勝てて、格別な嬉しさがありますね。何度も悔しい想いをして来たので、勝てて嬉しいです。僕以上に、スタッフも喜んでくれてると思います。

今日は状態も良かったですし、チャンスあると思っていました。
いいスタートが切れたし、外枠だったので、内の馬たちを見ながら、もし誰も行かなければ行こうかなと思ってましたけど。

3コーナーから自分でペースを上げて行けて、あまり抑えずに早めに行きました。

いつもどんな状況でも頑張ってくれる馬です。
ようやく大井で勝てて嬉しいですね。僕自身も100勝からなかなか勝てなかったので、101勝目を挙げられて嬉しいです」


佐藤正雄調教師

「とにかくホッとしています。やっとまたGIを勝てました。

パドックも返し馬も普段と変わらなかったですし、スタートが良かったのでハナに行くかなと思ったんですけど、内2頭が行って3番手からの競馬で。
途中でコパノリッキーが動いてくれて、いい展開になりました。

直線は素晴らしい伸びで、今までの鬱憤を晴らすような走りでした。

この後は休ませて、秋にまた使います!」


2着は圧倒的な人気を集めたコパノリッキーでした。

田邊裕信騎手

「ちょっと距離を心配してました。ペースが遅くて、追いかける形になったし、途中から追いかけられる形になって、力んで走っていました。

もう少しペースが流れてくれれば折り合いが付いたと思うんですけど...。
今回距離が初めてだったし、これまでマイルを使ってて、今回はペースが遅かったですから、この一戦だけで距離適性を判断するのは...」

このレースは、前半かなりのスローに見えましたが、初めての2000mで戸惑う部分も多かったのかもしれません。

この後は放牧に出て、南部杯からJBCを予定しているということです。
そして、大目標は年末の東京大賞典!
暑い夏を充電期間に当てて、また秋に元気な姿を見せて欲しいですね。


3着ソリタリーキング

福永祐一騎手

「状態は良かったし、ジリジリとですけど伸びてくれました。
力は出してくれたけど、上位2頭とは決め手の差ですね。GIを勝つためには、その辺りがもう一つ足りないのかなと思います」


地方代表として出走した、兵庫のオオエライジンは、残念ながら競走中止となってしまいました。

診断結果は、
左前球節部完全脱臼により、安楽死となってしまいました。

本当に、本当に残念でなりません。

たくさんの想い出を残してくれたオオエライジンに
ありがとうございましたと伝えたいです。

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