94期騎手候補生修了式〜模擬レース
2016年04月04日
馬場に登場した候補生たちが、最初に行ったのはカドリール。
カドリールとは集団で行う供覧馬術で、普通は乗馬の鞍、姿勢で行います。
しかし、このあと模擬レースがあるということで、センターの修了式では競走姿勢でカドリールを行うのです。
競走姿勢で、馬たちを細かく(輪乗りしたり、交互に進んだり)動かすのはとても大変なことです。
2年間の厳しい訓練を経たからこそできるもの。
この見事な演技に、ご両親やご家族、所属調教師たちも大きな拍手を送りました。
続いては、いよいよ模擬レース。
1枠1番 テイクザクラウン
木村直輝くん(水沢)
2枠2番 マルブツクラウン
保園翔也くん(浦和)
3枠3番 ダノングラッド
塚本雄大くん(高知)
4枠4番 シツジツゴウケン
岡村健司くん(船橋)
5枠5番 コングラチュレート
鈴木祐くん(盛岡)
6枠6番 サトノエンデバー
中越琉世くん(川崎)
7枠7番 カイウンダンディー
加藤聡一くん(名古屋)
候補生たちの顔写真&勝負服姿はこちら↓をご覧下さい。
94期騎手候補生修了式〜候補生紹介
ゲートが開くと各馬キレイなスタートを決め、先行争いへ。
内枠を利用して、2番マルブツクラウン&保園くん(浦和)が先手を奪うと...
そのまま独走態勢に入り、ゴール前では影をも踏ませない圧勝で1着となりました!
初めて勝負服を身にまとって戦った候補生たち。
レース後は、みんな晴れやかな表情をしていました☆
続いては、いよいよ最後の行事、制服に着替えて修了式です。
一人一人に修了証書が手渡され、加藤くん(名古屋)が答辞の挨拶で号泣する姿を見て...わたしもウルウルしてしまいました。
この修了式をもって、教養センターでの2年間の候補生生活、すべてを終えました。
地方競馬参与として、毎月2度ほどセンターに訪れ候補生たちを指導している桑島孝春さんは、
「ここの期はけっこうやる気になってました。20代の子も何人かいたので、上の子に引っ張られてみんな真面目にがんばってました。先生方もよく教えていたし、上手くなりましたね。
去年の子もほうぼうで勝っているけど、この期もいいと思いますよ。
まあ実際にデビューしてみないとホントのところはわからないんでね。
毎年NRAグランプリの新人賞、プロスポーツ大賞新人賞を獲る子が出てますので、この期にもがんばって欲しいです」