栄冠賞 @門別
2021年06月23日
*24日(木)門別 第12R『栄冠賞』 1200m 20:40発走*
日本一早い2歳重賞として定着している栄冠賞。
今年の注目はなんといってもシャルフジンでしょう。
4月1日に行われた能力検査で800m47.7という好時計を出して注目を集めると、5月13日に行われたフレッシュチャレンジでは、好スタートから先手を奪って9馬身差の圧勝劇。
直線に入って追われると、ストライドが伸びて加速していましたが、鞍上の服部騎手は「まだ上のギアがありそう」というようなコメントをされていて、奥の深さを感じました。
1200mに距離が延びることはまったく問題なさそうですし、今回のメンバー相手でも圧勝するようなことになれば、先々が本当に楽しみになりますね。
ただし他のメンバーも強力な顔ぶれが揃いました。
対抗にしたのが唯一2勝を挙げているラブミードール。
コパノリッキーとハニーパイの仔で、両親のスピードを受け継いでいて、先行力抜群。
デビュー戦は好ダッシュからそのまま逃げ切り勝ち。
2戦目の前走は好スタートを決めましたが、外から行きたい馬がいたので控えて2番手からの競馬に切り替えました。
それでもまったく問題なく一生懸命走っていて、早め先頭から押し切って2連勝。
早速レースの幅が広がりました。
ウィナーズチャレンジを勝ったということも大きいですし、シャルフジンとの対決が楽しみです。
もう一頭注目なのがモーニングショー。
5月4日のスーパーフレッシュで、3馬身差のレコード勝ちをした馬です。
好スタートから楽に2番手に付けると、4コーナーで持ったまま先頭。
直線追われるとしっかり伸びて後続を突き放すという王道の競馬を見せてくれました。
レースセンスが高い上にスピードもあって、末脚もしっかりしているので、まだまだ成長するでしょうが、現時点でも完成度が高いと感じます。
5月25日のフレッシュチャレンジを大差で圧勝したコパノミッキーには大井の笹川翼騎手が騎乗予定。
ウィナーズでラブミードールの2着だったデシジョンには高知の赤岡修次騎手が騎乗予定で、この2頭も楽しみな逸材です。
◎12、シャルフジン
○10、ラブミードール
▲7、モーニングショー
△2、コパノミッキー
△3、デシジョン