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JBC回顧(3)クラシック

2021年11月06日

歴史的な勝利となった今年のJBCクラシック。
オメガパフュームとテーオーケインズが出遅れるという波乱のスタートから、ダノンファラオが押し上げてハナを奪うと、カジノフォンテンが2番手につけ、3番手にミューチャリーという形になりました。
落ち着いた流れで進み、勝負所の3コーナーではカジノフォンテンが先頭でミューチャリーも抜群の手ごたえ。
これは...船橋勢のワンツーもあるのか?!と夢見た瞬間、一気に上がって来たのがオメガパフューム。
直線先頭に立ったミューチャリーに一完歩ずつ迫って来ましたが、ミューチャリーが半馬身差しのいで勝利!
 
21、JBCミューチャリーレース直後.JPG 
 
この瞬間、金沢競馬場は歓喜の拍手に包まれました。
ファンの皆さん、関係者の皆さん、マスコミの皆さん、警備員や従事員の皆さん。
本当に、本当に、たくさんの方々が自分のことのように喜んでいて、感動が倍増しました。
 
 21、JBCミューチャリー口取り.JPG
 
1着:ミューチャリー
【吉原寛人騎手】
信じられないくらい嬉しいです。こんなことが起こるんですね。
4コーナーから直線を向いた時にも手ごたえが抜群で、「他の馬には抜かせない」というミューチャリーの気迫を感じました。
ミューチャリー、関係者の皆さん、応援してくれた方々に心から感謝しています。
地元で勝つことが出来て最高です!!

21、JBCミューチャリー矢野先生と吉原騎手.jpeg
*この素敵なツーショットは大恵陽子さんからいただきました!
 
【矢野義幸調教師】
嬉しいです。
前走金沢を走ることが出来たのは良かったです。
体はそんなに大きくないけれど切れ味のある馬で、吉原君が上手く力を引き出してくれました。
この後は暮れの東京大賞典を目指します。
 
2着:オメガパフューム
【ミルコ・デムーロ騎手】
スタートがちょっと遅かったですが、後ろからでも手ごたえが良かったです。
向正面から上がって行って、直線では捕まえられると思ったけれど...悲しいです。
 
3着:チュウワウィザード
【戸崎圭太騎手】
骨折休養明けですが、いい感じで走ってくれました。
もともと叩いてさらにいいタイプなので、次はもっといい状態になると思います。
 
4着:テーオーケインズ
【松山弘平騎手】
スタートで上手く出られず、リズムが悪くなってしまいました。
仕上がりは良かったのですが、前走大井で強い勝ち方をしてくれましたし、大きいコースの方が合うと思います。
 
5着:ケイティブレイブ
【内田博幸騎手】
スタートがいまいちで、出来れば3番手くらいを取りたかったです。
体が大きい馬なので、窮屈にならないように競馬をしました。
まだコンビを組んで2戦目なので、また次頑張ります。
 
6着:カジノフォンテン
【張田昂騎手】
リズム良く運べたのですが、ちょっと馬場が合わなかったかなと思います。
休み明けでこの距離というのも響いたのかもしれません。
 
 
ミューチャリーやりました!!!!
本当に感動しましたし、馬券的にもとっても嬉しい結果でした!
 
◎7、ミューチャリー
 ○4、テーオーケインズ
 ▲3、オメガパフューム
 △5、ダノンファラオ
 △9、カジノフォンテン
 △1、チュウワウィザード
3連複1頭軸ながし
7—1,3,4,5,9  計10点
3連単フォーメーション
4,7→3,4,7→1,3,4,5,7,9  計16点
 
今年は地方馬が大活躍で、
川崎記念とかしわ記念をカジノフォンテンが勝ち、
ジャパンダートダービーをキャッスルトップが勝ち、
JBCクラシックをミューチャリーが勝ち、
ここまでJpnI4勝もしているのです。
 
年度代表馬はどの馬になるのかという嬉しすぎる悩みはひとまず置いておいて、
東京大賞典でミューチャリーがどんな走りをするのか、楽しみに待ちたいと思います。

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