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6/23旭川記念回顧

2019年06月24日

オレノココロが旭川記念3連覇を達成!
重賞最多勝記録も"23"に更新

 6月23日(日)は重賞・旭川記念(3歳以上オープン)が行われ、単勝2番人気のオレノココロが優勝。これで通算重賞勝利数を"23"に伸ばしました。

 【出走馬】※馬名右の数字は単勝最終オッズ
  1.メジロゴーリキ 17.5
  2.オレノココロ 2.7
  3.コウシュハウンカイ 2.1
  4.シンザンボーイ 104.5
  5.ミノルシャープ 32.3
  6.ソウクンボーイ 124.1
  7.マルミゴウカイ 45.9
  8.ゴールデンフウジン 15.2
  9.アアモンドグンシン 105.2
  10.センゴクエース 4.6

 前走ばんえい十勝オッズパーク杯2着だったコウシュハウンカイが2.1倍で1番人気。ばんえい十勝オッズパーク杯を勝って2連勝中のオレノココロが2.7倍が続き、菊池一樹騎手の負傷により島津新騎手との初コンビで臨むセンゴクエースが4.6倍。以下は10倍以上と離れたオッズとなり、戦前は三つ巴の様相になりました。

 この日の馬場水分は前日までの降雨の影響もあり2.4%で第1レースがスタート。徐々に乾いてきたものの、旭川記念は2.2%で行われました。
 好スタートを決めたメジロゴーリキが後続を離して先行すると、第1障害で躓いたコウシュハウンカイが立て直してこれに続き、オレノココロ、ミノルシャープ、ゴールデンフウジンが追走。センゴクエースは後方からの追走となりました。
 メジロゴーリキは第2障害手前でひと息入れると、オレノココロ、ミノルシャープ、ゴールデンフウジンらが並びかけ、58秒で第2障害下に到達しました。
 最初に仕掛けたのはメジロゴーリキでしたが、障害の天板で止まり、差なく仕掛けたミノルシャープとほぼ同時に障害をクリア。コウシュハウンカイも早めに仕掛けましたが、坂の途中で止まった影響もあり、その後に続いたオレノココロと一緒に坂を降りる展開になりました。
 障害を降りる勢いでミノルシャープが単独で先頭に立つと、オレノココロ、コウシュハウンカイの9歳二強が脚を伸ばしてきます。
 ミノルシャープは懸命に粘るものの、決め手比べならやはりオレノココロ。残り10メートルほどでミノルシャープに並ぶと、そのまま脚を伸ばしてゴール。ミノルシャープが2秒3差で2着。さらにコンマ8秒差の3着にはコウシュハウンカイが入りました。センゴクエースは、障害で膝を折ったことが大きく響き、勝ち馬オレノココロから9秒差の5着に敗れました。

 勝ったオレノココロは、旭川記念を3連覇。さらに、重賞23勝目と自身の持つばんえい重賞最多勝記録も更新しました。9歳馬ですが、これで目下3連勝と充実一途。今後も順調なら、重賞最多勝記録を伸ばしていくでしょう。

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鈴木恵介騎手「2連覇まではできても、なかなか3連覇は難しいので本当に嬉しいです。ハンデも10キロとそれほど重い荷物ではないので、上手くいけばなんとかなると思いました。昨日の馬場であればタイムが速すぎて、辛いレースになると思いましたが、今日は晴れてちょうど良い馬場状態になったので天気にも恵まれました。道中の流れも速かったので、歩調を合わせて進みました。障害でも膝を折らずに上がってくれて良かったです。(重賞最多勝記録について)今季もまだ長いのでこれからも記録を更新していきたいです。」

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