今週の見どころ(1/13〜1/15)
2024年01月11日
14日(日)のメインには、4歳牝馬オープンによる準重賞・ばんえいプリンセス賞が組まれています。かつては3歳牝馬による重賞でしたが、2013年から明け4歳戦となっています。昨季の5歳ナンバーワン・サクラヒメが、3歳シーズン以降に同世代の牝馬オープンで唯一負けたのがこのレース。定量だったばんえいオークスからクラス別定重量に変わることで、思わぬ馬の台頭があるかもしれません。
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【第21回開催1日目】
1月13日(土)のメイン第11レースには、ガーネット特別(A2級-1組・18:35発走予定)が行われます。
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前開催で、1組の新雪特別か2組の平場戦を使われていた馬がほとんどのメンバー。
注目は新雪特別2着の◎ジャパントップ。A2昇級後すべて特別戦に出走し5、2、2、2着と勝ち切れません。新雪特別の勝ち馬テッチャンはA1へ昇級しましたが、ここもひと押し足りない懸念はあり、連軸として狙ってみたいです。
○タイタスは、2開催前のカトレア特別(A2・B1級混合)では、逃げたジャパントップを早めにとらえて押し切っています。当時B1級で、A2昇級の新雪特別は7着でしたが、慣れが見込めるここは前進に期待できそう。
▲マツノタイガーは、ジャパントップと近4走が同じで、4、3、6、6着でした。カトレア特別では終いにいい脚を使って、2着ジャパントップとは3秒5差。理想は先行馬の脚が止まる展開でしょう。
△スイは、2組の平場戦を2連勝中。条件強化でどこまでやれるか。
【第21回開催2日目】
1月14日(日)のメイン第11レースには、ばんえいプリンセス賞(4歳牝馬オープン・18:35発走予定)が行われます。
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12月のばんえいオークスは670キロの定量でしたが、今回はクラス(重量格)別定重量戦で各馬660〜690キロを課されています。
注目はばんえいオークス2着◎スーパーチヨコ。逃げ切り勝ちを収めたルイズにコンマ1秒届きませんでしたが、2歳シーズン女王の実力は示したはず。紅一点だった続くばんえいダービーは710キロの高重量で上位3頭から離されたものの、5着を20秒以上離しての4着でした。今回の680キロは実績のわりに恵まれており、ばんえいオークスの雪辱を期します。
○ベニサクラは、ばんえいオークスでは隣のスーパーチヨコと併せ馬のようなかたちで伸びて惜敗の3着。主戦の菊池一樹騎手だとやはりパフォーマンスが違います。670キロは有利で首位も十分。
▲アバシリモミジは、4番人気で7着と苦戦しましたが、当時から10キロ軽い660キロが魅力。前走の初夢特別(B3級-1組)では675キロで優勝争いを演じており、巻き返しがあるかもしれません。
△ルイズは、ばんえいオークスの勝利でB2から一気にA1へ昇級。トップハンデ690キロ克服が課題です。
【第21回開催3日目】
1月15日(月)のメイン第11レースには、睦月特別(オープン-2組混合・18:15発走予定)が行われます。
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前走が帯広記念だった馬もいますが、明け5歳の天馬賞組に注目します。
◎ヤマノコーネルは、天馬賞10着でしたが、2走前に同条件・ホワイトクリスマス賞を勝利。9頭中8頭が同じ4歳というメンバーで、障害3番手から抜け出しオープン昇級を決めています。今回は750キロを課されますが、前走より重量が軽くなるのがまず歓迎。2走前より同世代が少なく、若馬の10キロ減も生かせるはず。
○ホクセイタイヨウは明け4歳で、年明けから古馬の特別戦での若馬減量が20キロから10キロに減りました。しかし、正月のニューイヤーカップ(A1級-組)で2着と好走。B4〜A1まで昇級初戦をすべて馬券絡みしているように相手なりの面があり、オープンとの混合でも大きくは崩れないでしょう。
▲シンエイアロイもヤマノコーネルと同じく天馬賞は9着と苦戦しましたが、ホワイトクリスマス賞3着。こちらはA1据え置きで、負担重量で有利な存在。
天馬賞8着△アローリキヒメは、重賞・クインカップを勝っている4歳女王。シンエイアロイは同2着で力量互角です。