今週の見どころ(11/9〜11/11・11/10 クインカップ)
2024年11月07日
帯広競馬場では、11月9日(土)から冬期間の馬場凍結防止のため本走路のヒーティングシステムが稼働されます。同時にゴール前の砂障害が撤去されます(詳しくはこちら)。
10日(日)のメインには4歳女王決定戦・クインカップが組まれています。2歳シーズンの黒ユリ賞は、スーパーチヨコ、ベニサクラ、ミュウ、3歳のばんえいオークスは、ルイズ、スーパーチヨコ、ベニサクラでそれぞれ決着。そのうち現役なのはスーパーチヨコとミュウ。このレースの前哨戦といえる10月21日の紅バラ賞(4歳牝馬オープン)はその2頭が1、2着でした。世代限定として最後の牝馬重賞で勢力図に変化があるのか注目です。
【オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…102万1,160円
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【第16回開催1日目】
11月9日(土)のメイン第11レースには、五稜郭特別(B2級-1組・20:00発走予定)が行われます。
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組まれることが少ないB2級の特別戦で、前回は8月31日の白露特別でした。上位3頭がここにも出走していますが、近況を重視し2着◎トウケイレーヴに注目します。今季B3級で3勝し、B2へ昇級後【1-2-2-6】という数字だけを見るとさほど強調できませんが、馬券圏外の6回中4回は4着で、昇級初戦を除けば負けても最大9秒1差と安定しています。このクラスの特別4戦いずれも障害はひと腰でまとめており、今開催からの基礎重量も苦にしないはず。
○ダイレクトエースは、白露特別8着後に休養入りました。2カ月ぶりだった前走は後方から直線流しただけで参考外。7月のB2昇級初戦で特別を制しているように力はあり、叩かれて変わり身があれば侮れません。
B2級の特別初挑戦勢では▲タイガに期待します。3走前の昇級初戦から1組相当のレースで4、4、5着と善戦続き。障害巧者だけに特別で前進があるかもしれません。
△コウシュハメジャーは、白露特別が1着。続く3組で2着後は8、7、10着と精彩を欠いています。ただ障害で大きく崩れたのは前走だけで、流れが落ち着くであろうここで復活のシーンも。
【第16回開催2日目】
11月10日(日)のメイン第11レースには、第49回クインカップ(4歳牝馬・20:00発走予定)が行われます。
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10月21日の紅バラ賞(4歳牝馬オープン)を使われていた馬が10頭中9頭。2歳時から何度も対戦し勝負付けが済んだ相手関係です。
もちろん注目は紅バラ賞1着◎スーパーチヨコ。先行し障害を真っ先に仕掛けて逃げ切り勝ち。トップハンデ670キロでこの走りをされては他馬に付け入る隙はありませんでした。紅バラ賞から30キロ増でも、他馬とのハンデ差は変わっておらず、2歳シーズンの黒ユリ賞以来2つめのタイトル奪取が濃厚です。
○ミュウが相手。ばんえいオークスは現役馬では2着スーパーチヨコに次ぐ4着、紅バラ賞2着と世代2番手の実力牝馬。ここも連争いに加わってくるはず。
▲アバシリモミジは、紅バラ賞では2番人気で3着。春とは違い行き脚がつくようになって成績が安定しています。今井千尋騎手が騎乗停止のため乗替わりとなりますが、目下リーディングトップの西将太騎手なら心配なし。
△タカラヴェルベーヌは、10月の今季初戦から自己条件で3連勝。4歳牝馬の賞金順10番目で出走にこぎつけました。紅バラ賞不出走ながら、ばんえいオークス5着の実績があり押さえには必要でしょう。
【第16回開催3日目】
11月11日(月)のメイン第11レースには、羊蹄山特別(A1級-1組混合・20:05発走予定)が行われます。
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前開催の第3回人生馬一筋岡田定一杯と同じ、オープン・A1級混合の特別戦ですが、勝ったオープン馬ヤマノコーネルや、2〜6着のA1級馬が不在。それなら狙いは他路線組。
◎キングフェスタは、5歳シーズンの今季の馬券絡みは格下馬もいたレースで2着3回。ただ、6月のスタリオンカップ(3歳以上選抜)2着は、メムロボブサップ、アオノブラックに割って入る価値の高いもの。実績上位で今季初勝利が期待できます。
○ヤマカツエースも5歳馬で、2開催前の同条件・神無月特別で3着。重賞挑戦などでなかなか結果が出ませんでしたが、久々の馬券絡みでした。この馬が不在だった第3回人生馬一筋岡田定一杯は神無月特別6、5、2着馬が馬券圏内に入っており、相手関係的に勝ち負けになるはず、
▲カイセドクターは、オープン昇級初戦で重賞・北見記念を使われ4着。メムロボブサップには突き放され、2着争いからも離され見せ場はなかったものの相手を考えれば仕方なし。A1級相手なら巻き返しが狙えます。
△クリスタルゴーストは、第3回人生馬一筋岡田定一杯こそ障害で苦戦し8着でしたが、神無月特別の4着馬だけに侮れません。