9/28銀河賞回顧
2025年09月29日
ホクセイハリアーが久々の重賞2勝目
9月28日(日)には4歳シーズン三冠の第二弾・銀河賞(BG2・4歳オープン)が行われ、ホクセイハリアーが逃げ切り勝利。3歳時のばんえい大賞典以来の重賞2勝目を飾りました。
1.ウルトラコタロウ(720) 88.8
2.フレイムファースト(710) 44.7
3.スマイルカナ(710) 5.4
4.ホクセイハリアー(710) 2.7
5.ライジンサン(730) 37.3
6.リュウセイウンカイ(710) 6.5
7.スカーレット(690) 5.3
8.カフカ(710) 4.9
9.ミチシオ(730) 37.2
10.ショータイム(710) 13.5
各馬の負担重量は690〜730キロで最大40キロの重量差で行われた4歳シーズン二冠目の重賞は、自己条件のB1クラスを2連勝中で勢いのあるホクセイハリアーが単勝2.7倍で1番人気。4歳シーズン一冠目の柏林賞を制したカフカが4.9倍で2番人気。3番人気は3連勝中で重賞初挑戦のスカーレットで5.3倍、はまなす賞3着と復調気配がみられるスマイルカナが4番人気で5.4倍と、牝馬が2〜4番人気に支持されました。
揃ったスタートから、第1障害はフレイムファースト、スマイルカナ、ホクセイハリアーが並んで勢いよくクリアして先行します。一旦流れが落ち着くとスカーレット、リュウセイウンカイ、ウルトラコタロウも追いつき先行勢に加わりますが、終始リードしたホクセイハリアーが先頭のまま第2障害に到達。前半は61秒のペースでした。
第2障害下で各馬が息を入れる中、最初に仕掛けたホクセイハリアーがスンナリと先頭でクリア。下りた勢いで一気に後続との差を広げます。離れてスカーレット、リュウセイウンカイ、フレイムファースト、スマイルカナが下り、先頭のホクセイハリアーを追いかけます。徐々に差を詰めらたホクセイハリアーですが、止まらず粘り強く歩いて逃げ切りました。9番人気フレイムファーストが差を詰めましたが半馬身ほどの差で2着、さらに半馬身ほどの差で3着にスカーレットが入りました。
勝ったホクセイハリアーは、3歳時のばんえい大賞典以来の重賞2勝目。しばらく勝ち星から遠ざかっていましたが、ここに来て2連勝と力を付け、一冠目の柏林賞9着から巻き返しました。この世代は中心馬不在で、重賞初挑戦のリュウセイウンカイが4着に好走。3着のスカーレットをはじめ、スマイルカナ、カフカなど牝馬の活躍も目立ち、三冠目の天馬賞に向けては、今後に成長してくる馬も含めて楽しみになります。
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渡来心路騎手
ここ2戦は(連勝で)調子が良かったので、ここも勝てて良かったです。(ばんえい大賞典を勝ってから)2着など惜しいところもあったんですが、なかなか勝ちきれなかったところ、今日は勝てて本当にうれしいです。馬の調子も良かったので、出来るだけ前で引っ張って逃げ切れたらと思っていました。いい感じでゲートを出てくれて、第2障害まで先頭で行けたので、あとは障害を下りてからゴールまで歩いてくれたので良かったです。(後続が迫ってきた時は)必死でした。止まらないでくれという思いで、ただひたすら追うだけでした。2歳時はゴール前で詰まることがありましたが、今は苦しみながらでも一歩ずつ前に進んでくれて、止まらずゴールしてくれるので、粘り強くなったと思います。(三冠目に向けて)頑張りますので応援お願いします。