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1/2帯広記念回顧

2026年01月03日

メムロボブサップが古馬重賞完全制覇

1月2日(金)に帯広記念(4歳以上オープン)が行われ、断然人気のメムロボブサップが、クリスタルコルドの追撃を振り切って勝利。悲願の帯広記念制覇を果たしました。

【出走馬】※カッコは負担重量、右は単勝オッズ
 1.コウテイ(890) 9.9
 2.メムロボブサップ(900) 1.2
 3.タカラキングダム(910) 5.6
 4.クリスタルコルド(900) 31.5
 5.キングフェスタ(910) 7.4

 昨年と同じ5頭立てとやや寂しい正月恒例の高重量戦。1番人気はばんえいグランプリなど今季3戦3勝、明け10歳でも変わらぬ安定感のメムロボブサップが単勝1.2倍で圧倒的支持を集めました。北見記念、ドリームエイジカップと重賞2連勝中のタカラキングダムが5.6倍、岩見沢記念で古馬重賞初勝利を飾ったキングフェスタが7.4倍、今季未勝利ながら高重量戦の登坂力に定評があるコウテイが9.9倍と続きました。

 スタートではタカラキングダムが少し遅れますが、第1障害はメムロボブサップとキングフェスタを先頭に各馬すんなりと越えていきます。先行するメムロボブサップにコウテイ、タカラキングダムが加わり、それを見ながらクリスタルコルド、キングフェスタが続きます。何度も刻む高重量戦のゆったりとした流れで先頭が何度も入れ替わりますが、メムロボブサップが僅かに先頭で第2障害に到達。差なくタカラキングダム、コウテイと続き、前半は71秒のペースでした。
 第2障害はメムロボブサップとタカラキングダムがほぼ同時に仕掛け、続いてコウテイも動きますが3頭ともに登り切れず坂の途中で止まります。4番手で仕掛けたクリスタルコルドはぐっと腰が入ってひと腰で天板まで上がりますが、立て直したメムロボブサップがそれをかわして先頭でクリア、少し遅れてクリスタルコルドが続きます。
 以下3頭が障害で苦戦する中、メムロボブサップはクリスタルコルドとのリードを保ったまま先頭を進みます。ゴール前10メートルで一旦止まって差を詰められますが、落ち着いて立て直すと再び力強く歩きだしてそのままゴール。クリスタルコルドはゴール前苦しくなりながらも2着。3着は、コウテイが直線で何度か止まりながらもタカラキングダムを振り切って入線しました。

 現役最強のメムロボブサップにとって帯広記念は3年連続2着で唯一勝ち星のなかった古馬重賞。今季はこれが4戦目でしたが、シーズンを通してこの重賞を目標に仕上げての見事な勝利でした。これでメムロボブサップは古馬重賞全制覇という、ばんえい競馬初の偉業を達成。また、これで重賞25勝となり、オレノココロのばんえい重賞最多勝記録に並びました。3月の大一番・ばんえい記念は明け6歳から連続出走して4戦2勝、2着2回。今季は連覇達成なるか注目されます。

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阿部武臣騎手
(帯広記念で古馬重賞完全制覇をして)本当に嬉しいです。今年はつらい1年でしたがここを目標にやってきました。メムロボブサップは休み期間が長かったですが前走使ってみたらほどほど仕上がって調子は悪くなく来ていました。(自身のけがの影響は)夏のばんえいグランプリに騎乗しましたが状態はあまり良くなく、その後休みを取って、ここに向けて色々やって痛みはなくなってきたので、ここはなんとか騎乗したいと思ってやってきました。今日は近年になく乾いた重い馬場だったと思います。展開はちょっと速いと思ったんですが、道中は両隣の馬たちが攻めてきていたので、自分は息を入れたつもりでしたが、それでも流れが速いと感じながらレースをしていました。第2障害はペースが速い分止まると思っていましたが、止まってもすぐ腰を入れてくれる馬のでうまく障害さえクリアすればと思っていました。ゴール前はちょとしんどそうでしたが、後続との差があるのもわかったので、息を入れられたので良かったです。ばんえい記念は昨年騎乗できなかったので今年は連覇を目指して頑張りたいです。阿部武臣、メムロボブサップ、これからも良いレースを見せられるように頑張りますのでよろしくお願いします。

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