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16日メインはオープン・スプリント特別。サインズストームが完全復活を宣言する

2019年11月15日

 今週16日(土)〜18日(月)の3日間で今シーズンの盛岡競馬は全日程が終了する。特に今回は8月31日から11月18日までのロング開催。

昨年より盛岡競馬がひと開催増え、薄暮競馬も2週間伸びたことになる。参考までに本州で最も日の出が早いのは岩手県宮古市。必然的に日の入りも本州いち早く、内陸にある盛岡の16日予報では日の出が6時20分、日の入りが16時20分。

16時半過ぎるころには盛岡競馬場の周辺は完全に夜。18日の最終12Rは18時20分だから、照明施設の効果は絶大だ。今週3日間で薄暮競馬もシーズンラスト。

現在、盛岡競馬場の周辺は紅葉真っ只中。日が照っているときは山々の紅葉、日没後は照明競馬を楽しんでほしい。

馬券的なことで言えば先週は堅いレースもそれなりにあったが、波乱が多かった。特に11日(月)は強烈だった。

11Rは1着プリンスダム(9人気)→イスラドラーダ(5人気)、ブライトエンジェル(8人気)の順でゴールして3連単が53万900円。12Rも1着マリーグレイス(7人気)→マイネルバローネ(1人気)→サンエイフラワー(10人気)で3連単27万9430円。

こうなると我々予想人は手も足も出ないが、2レースに共通していたのは思った以上にペースが遅かったこと。正攻法で予想し、あとは逃げ2番手を押さえることだろうか。果たして開催替わり前の盛岡は大荒れになるか、それとも順当か。

16日メインはオープン「スプリント特別」(盛岡ダート1400m)。当初、登録があったナリタスターワン、メイショウオセアンが出走回避し、印の序列にあまり迷いはなかった。

サインズストームは昨年10月から2連勝を飾り、シーズン終了。今季も好調サイクルを維持し、初戦から3連勝。さらには1000m重賞・早池峰スーパースプリントをレコードで圧勝。

石川栄調教師は馬に無理をさせないのが一貫したポリシー。大事に使った結果、サインズストームは6歳にしてついに本格化を迎えた。

続いて水沢1400m重賞・栗駒賞ではラブバレット相手に果敢に逃げて2着。重賞レコード勝ちがダテではないことを証明したが、そのレースで脚部不安が発生。蹄骨を痛め、戦列離脱を余儀なくされた。

しかし3ヵ月余りの休養を経て復帰。初戦は3着に終わったが、前走ラブバレットの2着を確保。これで復活のメドが十分に立った。

1000mレコードホルダーだが、守備範囲は広くマイルまでもこなせるのが強み。今回の盛岡1400mも過去4戦3勝2着1回。休み明け3戦目で首位を奪回する。

スティンライクビーは3歳時に中央未勝利から転入後、アッサリ3連勝で再び中央入り。ダート1200mで3勝マークした。

今年9月、中央3勝クラスから再転入。初戦のマイル戦を逃げ切り、芝1000m・ハーベストカップへ駒を進めたが、盛岡芝が合わず6着。加えて体調も崩してOROターフスプリントは回避。仕切り直しの前走は1800mが長く5着に敗れた。

今回は距離短縮されて1400mが舞台。ベストは1200m以下だが、ペース次第でこなせる距離。絶好の1番枠も後押しする。

ミスティカルは転入後の5勝はすべて水沢コースだが、盛岡でも岩鷲賞3着、前々走2着と決して相性が悪いわけではない。加えて1400mは最も得意とする距離。一発あって不思議はない。

ツララは南関東から再転入後、2勝2着2回。一度着外は逃げ馬が総崩れのヴィーナススプリント8着のみで、毎回のように上位に粘っている。前回快勝で軌道修正にも成功。軽視できない。

サレンティーナは芝準重賞・桂樹杯を快勝。ダートは中央時代に1度のみと未知数だが、今回に限れば砂を被らなくて済む大外枠は歓迎。うまく流れに乗れれば連対の可能性。

トブガゴトクは長期休養明け3戦目。前走は明らかに距離の壁だったが、1400mならこなせる範囲。前々走1000m戦5着からも軽視できない。

◎(10)サインズストーム
〇(1)スティンライクビー
▲(3)ミスティカル
△(7)ツララ
△(12)サレンティーナ
△(2)トブガゴトク


<お奨めの1頭>
8R アブシンス

転入後、圧巻の4連勝をマークし、スピードの違いを見せつけている。今回はC1昇級戦だが、前走タイムも文句なし。追いかける一手だ

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