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6日メインは留守杯日高賞トライアル・あやめ賞。ボルドーリブロンが好発進を決める

2020年04月05日

 今年度の岩手競馬は開幕初日5日が3歳「第45回スプリングカップ」、6日(月)は3歳牝馬「第45回あやめ賞」(水沢1400m)と重賞2連発。シーズン3歳戦線を占う重要なレースが行われる。

 やはり競馬の華はクラシック。特に牝馬は10月25日、「第1回OROオータムティアラ」(盛岡ダート2000m)を創設。

昨年度まで留守杯日高賞、ひまわり賞(オークス)の二冠で終わっていたが、岩手競馬史上初めて牝馬三冠体系が確立された。

OROオータムティアラは全国交流・ダービーグランプリ(10月4日)から2週間後。また中央3歳未勝利馬が8月をピークに続々と転入。それを考えれば留守杯日高賞、ひまわり賞とは違った顔ぶれになる可能性大。

また牡馬三冠は地元同士の戦いに対し、牝馬クラシック一冠目・留守杯日高賞は地方競馬全国交流。牝馬三冠のハードルは相当高いと見ていいだろう。

あやめ賞は留守杯日高賞トライアルで1着馬から3着馬に優先出走権が与えられる。果たして牝馬クラシック三冠を達成するヒロインが誕生するか。今回のレースは見逃せない一戦となった。

ボルドーリブロンは門別2歳新馬フレッシュチャレンジで2着確保したが、以降は勝ち切れないレースの連続。初勝利まで8戦もかかった。

その勝利直後に南関東へ移籍。初戦を快勝し、2戦置いて2勝目をマーク。4戦2勝の好成績を残して岩手入りした。

陣営は奥州弥生賞から始動予定だったが、挫石のために見送り。幸い大事に至らず、乗り込みを再開。ぶっつけであやめ賞へ臨むが、乗り込み十分。トライアルを勝って本番へ臨みたいところだ。

逆転筆頭はグラマラスマリー。中京芝1600mの2歳新馬戦は0秒4差4着。勝ったマイネルグリットは3連勝で小倉2歳ステークス(GIII)を優勝。4着は仕方なしだった。

残念ながら中央では6戦未勝利に終わり、岩手転入。初戦の3歳B2戦で逃げ切ったが、注目してほしいのは勝ちタイム。再開3日目の22日は馬場が結構深く、パワー競馬の連続。その中で1分30秒0は驚異的な時計だった。

3月20日、奥州弥生賞を圧勝したフレッチャビアンカの勝ち時計が1分30秒2。これ自体も優秀だったが、グラマラスマリーはそれを上回るタイムをマークした。

気になって調べてみてさらに驚いた。春競馬の6日間で1分30秒を切ったレースは一度もなし。1分30秒0の決着は21日の「スプリント特別」1着タイセイプライド。馬場差があるにせよ、オープンに匹敵する勝ち時計だった。

今回も同じく水沢1400mが舞台。前走は関本玲花騎手が騎乗して4キロのアドバンテージがあったが、定量の54キロでも時計的にはアッサリあって不思議なし。一躍、注目の的となった。

オーゴンノカゼはデビュー6戦目の門別1000mで初勝利を飾ったが、アタマ差2着がチャルメーラで1馬身差3着がボルドーリブロン。今回も有力視される2頭を破っている。

岩手移籍2戦は3着止まりだったが、終盤に2連勝。早々と休養に入ったのは今季をにらんでのこと。3ヵ月半ぶりの実戦でも勝ち負けは必至。

チャルメーラは奥州弥生賞へエントリー。結果3着だったが、積極的なレース運びを披露して2番手キープから4角先頭。内容が上々だった。ひと叩きされた強みを生かし、上位をもくろむ。

シーサンプーターは芝重賞・若鮎賞を優勝。デビュー戦で水沢850m2着だったが、終盤はダートに手こずった。そのため奥州弥生賞は最低人気だったが、見事覆して2着確保。今度も末脚勝負に賭けると思うが、ハイペースなら再現十分。

アンズビジンは北海道1勝、南関東2着1回から転入。うまく流れに乗れれば馬券対象の可能性がある。

◎(11)ボルドーリブロン
〇(7)グラマラスマリー
▲(1)オーゴンノカゼ
△(3)チャルメーラ
△(6)シーサンプーター
△(10)アンズビジン


<お奨めの1頭>
4R ピスタロッソ

転入初戦は出遅れに加え、コーナーで気難しい面を見せたが、それでも直線で豪快に突き抜けた。絶対能力の差で2連勝を飾る

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