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準重賞・あすなろ賞/調子上昇パンプキンズがその実力を発揮する!

2020年06月09日

 6月7日に行われた3歳三冠路線の二冠目となる『東北優駿(岩手ダービー)』は5番人気フレッチャビアンカが優勝。一冠目ダイヤモンドカップの雪辱を大舞台で見事に果たしました。

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 好スタートを切った1番人気グランコージー。そこにハナ争いに行ったのがなんと2番人気のマイランコントル。結局ハナを奪い取ったのはマイランコントルでグランコージーは2番手の位置、さらにマルケイヘイローも加わって序盤の隊列が定まります。
 レースが動いたのは3コーナー手前。後退するマイランコントルを交わして先頭にたったグランコージーでしたが、直後には既にピアノマン、フレッチャビアンカが接近。中でもフレッチャビアンカは2頭の直後で脚を溜めつつ虎視眈々チャンスを伺う姿勢。
 直線はグランコージー・ピアノマンの叩き合いになるのかと思われたのも一瞬。外に持ち出したフレッチャビアンカが2頭をまとめて交わしてしまうとそのまま突き抜けてゴール。前走・ダイヤモンドカップの敗戦の屈辱をダービーの大舞台の勝利で晴らす鮮やかな末脚でした。
 2着はピアノマン、3着には後方から追い込んだレールガンが食い込み、グランコージーは最後失速して4着に終わりました。




 2開催4週間で行われた初夏の盛岡開催もこの6月9日で終了。次週からは水沢競馬に移ります。その水沢では一條記念みちのく大賞典や栗駒賞といった短・中距離の重要な重賞競走が行われるのでその先の盛岡の事を考えるのはまだ気が早いですが、しかし次の7月からの盛岡開催ではいよいよ芝レースが再開されることになっており、どうしても待ち遠しい気がしてなりません。
 とはいえまずは水沢開催を終えてから。最近の6月の水沢開催、必ずと言っていいくらい"ゲリラ豪雨"に遭っているんですよね。それがちょっと心配・・・。

 さて6月9日・火曜日のメインレースは第12Rです。古馬ダート1800mの準重賞『あすなろ賞』。その一條記念みちのく大賞典のトライアルとなる戦いです。
 本命は(6)パンプキンズです。
 3月のこの春初戦のパンプキンズは武器である先行力を発揮できないまま7着敗退。2戦目は先行できたものの結果は6着と苦戦の船出となっていました。
 しかし、その今季2戦目、4月28日『桜花特別』の後、「毛艶がグンと良くなって状態も一気に上向いた」と伊藤和忍調教師。それが前走でのタイム差なし僅差2着につながったようです。
 今回は準重賞とはいえ前走の『青葉特別』とほぼ同メンバーであり距離・コースも同じ。散在する同型の出方は確かに気になるものの、パンプキンズは3歳時もそうでしたが"少々競り合いになっても二枚腰で粘り通す"のが持ち味ですから同型がいることをあまり気にしないタイプの先行馬です。程々の競り合いであれば逆に粘りを引き出してくれる形にもなるでしょう。加えてここに来て調子上昇の勢いも魅力。同型がいて展開厳しいだろうと思われるならむしろ狙い目。

 対抗は(1)ピアノイッチョウを。これが転入初戦の同馬ですが、ダート中距離も左回りもJRA時代から経験豊富。過去の戦績は人気の逆を行く結果が多いのがちょっと気になりますが、牝馬ながら実力はここでも主役を張れるだけのものを持っていると見ます。
 ▲は(12)グランユニヴェールとしました。展開と位置取りとか、勝ち切るにはいくつか条件や注文が整わないといけないタイプなのですが、これまではそんな"いい位置"を取れずに終わったりもしていたのが今季は常にそこに近づけている。それくらい好調なのだと感じます。大外枠がちょっと惜しい気がしますが、今の好調さなら大外枠からでも"いい位置"を狙えていいはず。


 ヒモはまず(9)センティグレード。どちらかといえば水沢の方が脚に合う戦績も、前走の結果を見れば軽視はできず。
 そしてもう一頭(3)ワタリセイユウを。転入初戦はかなりの好内容でしたし、南関時も昨年の夏頃は(1)よりも上の組で戦っていました。距離が少し長いかも・・・ですが盲点になるなら敢えて狙ってみる手。

●12Rの買い目
馬単(6)=(1)、(6)=(12)、(6)=(9)、(6)=(3)

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