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26日メインはB1・ひいらぎ賞。水沢1400m3戦2勝キモンリッキーが3連勝に王手をかけた

2023年11月25日

 今週26日(日)から戦いの舞台は水沢競馬場へ替わり、12月31日(日)までの1ヵ月あまりの冬競馬に突入する。毎回、記すことだが、開催替わりは荒れるので定評がある。盛岡=ダート1周1600m左回りバンケットコースに対し、水沢=1周1200m右回りフラットコース。盛岡とは真逆のコース形態といっても過言ではない。

さらに氷点下が続くと馬場凍結対策として融雪剤がコースに撒かれ、ネバっぽい砂に変わる。特徴は芝コース巧者の活躍するケースが多いこと。馬場情報にはさらに確認してほしい。

発走時刻も変更する。26日(日)の第1R発走は10時30分で、最終第12Rの発走は16時45分。翌日27日(月)は第1Rが10時40分で、最終12Rは17時00分。28日(火)は第1R10時50分、第12Rは17時05分と若干変更するのでお間違えのないよう、お願いします。

26日メインはB1級馬による特別「ひいらぎ賞」(水沢1400m)。開催替わりに加え、前走で1400mを使った馬が不在。距離対応と水沢適性が重要なファクターとなる。

キモンリッキーは今年5月、南関東C1から再転入後、8戦5勝3着2回。馬券対象から外れたのは夏負けの影響が大きかったB1特別・秋桜賞11着のみ。直後に2ヵ月近く休養し、復帰戦3着から目下2連勝中。完全復活をとげた。

姉は通算18勝をあげ、南関東の短距離重賞で活躍中のキモンルビー(父コパノリチャード)。すぐ下の弟キモンリッキーもここにきて本格化を迎えた。今度の水沢1400mも3戦2勝と得意とする条件。決して楽なメンバー構成ではないが、コース適性と勢いを重視した。

サイタブラウンは中央未勝利に終わったが、ダート2着5回3着2回の好成績を収めた。岩手初戦はA級戦で2着にまとめ、この一戦を使ってB1へ降格。あっさり抜け出しを決めて2着に0秒6差をつけて完勝した。

ネックは初の水沢コースだが、ダート1400m戦は着外が一度もなく2着4回3着2回。中央時代、最も得意とする距離。小回りコースで武器となるのが先行力。好位キープから直線抜け出しを決め、2連勝を飾る。

ルチルクォーツは南関東B2から転入して昨クラスターカップで6着に健闘した。昨年9月以降は短距離を専門に使われ、今季2勝2着1回。2ヵ月ぶりの前走オープン・スプリント特別を完勝して今回はB1馬が相手。

水沢は850mの1勝のみだが、2走前、3走前に水沢1400m戦で連続4着。決して苦手としている訳ではなく、巡り合わせ。前回快勝で弾みがつき、2頭をまとめて負かすシーンまで。

リリーアローは相手なりに駆ける堅実さが身上。今季2勝2着4回3着2回。毎回上位争いを演じている。水沢1400mも過去1戦1勝とまったく問題ない。

コリコは南関東C2から転入後、すべて3着以上。3勝2着3回3着1回に加えて前回快勝。5戦ぶりの勝利を手にして勢いがついた。

セイオーキッドは前々走・盛岡1200m戦でメンバー最速の上がりを駆使して3着。追い込み脚質のため成績は安定しないが、ハイペースになれば一気に台頭。

◎(9)キモンリッキー
〇(7)サイタブラウン
▲(2)ルチルクォーツ
△(3)リリーアロー
△(8)コリコ
△(5)セイオーキッド


<お奨めの1頭>
3R ロイヤルワラント

転入初戦はスタートダッシュがつかなかったが、直線で鋭く伸びて2着。ひと叩きされてさらに良化確実
  文/松尾庫司

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