11月1日メイン6Rはターフ特別。シャイニーロックが遠征帰りを勝利で飾る
2025年10月30日
10月26日(日) 「第41回プリンセスカップ」(2歳牝馬・地方競馬全国交流 盛岡ダート1400m)
大外からトリップスが抜群のスタートを切り、馬なりで主導権を握った。2番手に1番人気セイクリスティーナ、3番手サラサチャレンジ、4番手インにトリスティ、5番手にフォーエバートライ。2番人気フェアリーライズはスタート直後は最後方にいたが、向こう正面から徐々に前へ接近した。
直線を向いてセイクリスティーナの脚いろが怪しくなり、外からフェアリーライズが差を詰めにかかったが、トリップスは残り100mでもう一伸び。2着に4馬身差をつけ、鮮やかな逃げ切りを決めた。
1着・トリップス=高松亮騎手
「小野調教師からは"スタートが凄く良い馬なのですんなり行けるようなら逃げていいし、内で競ってくる馬がいるなら2,3番手でもいいから"と言われた。大外でもすごいスタートを切って、あとは無理に引く必要もないなと思ってすんなり逃げる形になった。競られると少し力んでしまうそうですが、初めての馬場で少し物見するくらいでハミが抜けている部分があったのでコンタクトも取りやすかった。直線は長かったが、最後は祈る気持ちでした」
小野望調教師
「スタートの良さは信頼できる馬なので大外でも2番手は獲れるだろうと思っていたが、予想以上にスタートが良かった。そこから取りついてくる馬もおらず、ストレスがかかっていない走りだったので、4コーナーを回る時にはこのまま逃げ切れるなという感じで見ていた。今日はいい勝ち方をしてくれたし、この先、もう一戦してもいいかそれとも来年に向けて休ませるか。そこはオーナーさんと相談して決めたいと思います」
トリップスは門別1000m・新馬戦をアッサリ逃げ切り、2馬身差で完勝。2、3戦目はスペシャルチャンス、リュウノフライトが強すぎて連続4着に敗れ、続いてJRA札幌芝1200m・すずらん賞へ挑戦。初芝にもとまどって11着に沈み、地元に戻って1200m戦で逃げ粘って2着。
今回は大外枠が影響しそうな印象もあったが、難なく先手を奪ってそのまま押し切って完勝した。父ゴルトマイスターはゴールドアリュールの子供で今年が初年度産駒。父に勝ち馬第1号、重賞勝ちも第1号の勲章をプレゼントした。
今週の岩手競馬
11月1日(土) メイン6R「ターフ特別」(オープン 盛岡芝1700m)
11月2日(日) メイン11R「第48回すずらん賞(オープン 盛岡ダート1600m)
11月4日(火) メイン12R「スプリント特別」(オープン 盛岡ダート1000m)