斎藤修の重賞ピックアップ

【5/11盛岡・シアンモア記念】どこまで強いかナムラタイタン

 それにしても赤松杯でのナムラタイタンのレースぶりは圧巻だった。1周目のスタンド前でハナを奪うと、向正面ではすでに2番手以下に5馬身ほどの差をつけ、直線ではまったく追うところもなく、鞍上がうしろを確認しながらのゴールで、2着には大差がついた。こういう1頭だけ抜けて強い馬がいる場合、2着以下は実力通りの決着にならないケースが多いのだが、やはりこのときも2着以下は、6、7、5番人気と続いた。それゆえ、赤松杯での2着以下の着順はあまり気にしないようがよい。そういえば盛岡のマイル戦といえば、ナムラタイタンは中央所属として出走した一昨年のマイルチャンピオンシップ南部杯JpnIでは、スタートで前につんのめるようにして落馬した。そういうアクシデントさえなければ負けることはないだろう。
 相手筆頭は、盛岡のマイル戦が得意のトウホクビジン。このコースでは、一昨年の絆カップと、昨年のシアンモア記念と、重賞を2勝している。で、今回が通算145戦目。それにしてもダートグレード勝ちがなく、しかも南関東所属でもないのに、収得賞金4300万円余りはすごい。ひとつのレースで獲得した最高賞金は、2010年クイーン賞JpnIIIでの3着と、そしてなんと!昨年のこのレースを勝っての、ともに500万円。今回、ナムラタイタンを負かしにいくことはおそらくないだろうから、うしろのほうを追走していって直線追い込み、あれれれれれ、2着に来てる、という場面が想像できる。
 ミカエルビスティーは転入初戦のA級一組特別で3着。中央では、芝ではあるものの準オープンで12月に勝ち馬からコンマ8秒差で5着なら、ナムラタイタン以外の馬が相手なら十分通用する。あとはダートへの適性と、2戦目での上積みがあるかどうか。
 大井から遠征のアクロスジャパン、赤松杯は惨敗だったが、冬休み明けの初戦を制しているハカタドンタクらにも好走の目はある。
 ◎3ナムラタイタン
 ◯11トウホクビジン
 ▲8ミカエルビスティー
 △6アクロスジャパン
 △2ハカタドンタク
 
 シアンモア記念の出走表はこちら

斎藤修の重賞ピックアップ
NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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