斎藤修の重賞ピックアップ

【8/14門別・ブリーダーズゴールドカップJpnIII】ダート女王の座へワイルドフラッパー

 中央・地方の交流重賞としては歴史が古く26回目を迎えたが、今年から牝馬限定のJpnIIIとなった。
 ワイルドフラッパーは、ダートグレード初挑戦となったTCK女王盃JpnIIIこそメーデイアの2着に敗れたが、そのメーデイア引退後はエンプレス杯JpnII、マリーンカップJpnIIIと、ともに2着以下を寄せつけずの圧勝。前走平安ステークスGIIIは3着だったが、牡馬相手のものだけにむしろ評価できる。今回は他の古馬より2キロ重い57キロを背負うが、それもすでにマリーンカップで経験しているだけに心配にはあたらない。
 マーチャンテイマーはデビュー当初は芝でなかなか勝ち切れず、ダートで順調にクラスを上げ、準オープンを勝ってオープンでも5着という実績。牝馬同士なら十分に勝負になる。休養明けの前走プロキオンステークスGIIIこそ15着だったが、そのひと叩きで戻っていればワイルドフラッパーとも好勝負になると見る。
 サンビスタは、エンプレス杯ではワイルドフラッパーに大差をつけられての3着だったが、函館・マリーンステークスでは軽ハンデとはいえ2着に好走。5歳だが休養が何度かあって、それほど数は使われておらず、成長の余地は見込める。
 ケイティバローズは前走がダートの1000万特別勝ちだが、そのときが52キロで、今回55キロを背負ってということを考えると、勝ち負けまではどうだろう。
 リアライズキボンヌは今年1月に準オープンを勝ったものの、その後の3戦は見せ場なくという結果。準オープン勝ちが10番人気で、メンバーや展開に恵まれてということも考えられる。連下争いにからめるかどうか。
 地方勢は岩手から2頭が遠征してきたが、牝馬同士とはいえダートグレードのメンバーに入るといかにも厳しい。地元勢ではノースクイーンカップを制したココロバだが、中央1勝で南関東ではC1級でようやく勝ち負けという成績で、ホッカイドウ競馬でもメンバーに恵まれて2勝という成績では、中央馬と真っ向勝負ではいかにも厳しい。
 ◎3ワイルドフラッパー
 ◯11マーチャンテイマー
 ▲13サンビスタ
 △10ケイティバローズ
 △4リアライズキボンヌ
 
 ブリーダーズゴールドカップの出走表はこちら

斎藤修の重賞ピックアップ
NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
この記事をシェアする

他の予想ブログ

地方競馬ブログTOP