斎藤修の重賞ピックアップ

【11/26園田・兵庫ジュニアグランプリJpnII】自在の競馬でキャプテンシップ

 トーコーヴィーナスが、いよいよ中央との対戦。もちろん応援したい、勝ってほしい、という思いはあるが、これまで強い相手に揉まれた経験がなく、それを考えると、ダートで芝で4頭中3頭が2勝というメンバーに入って、絶対の本命というところまでは推しにくいというのが正直なところ。
 キャプテンシップは、デビュー戦は逃げ切りだったものの、2戦目のヤマボウシ賞では集団のうしろ7番手あたりに控える競馬で、ゴール前差し切り勝ち。最後の一瞬の脚が際立っていた。デビューから手綱をとっているのが岩田康誠騎手で、園田コースということであれば頼もしい。
 トーコーヴィーナスは、兵庫では力が抜けていることは間違いないが、速いペースを経験している中央馬が相手で、持てる力を発揮できるかどうか。今回初めて調教で強めに追い切られたようで、初めての強敵相手にどんな競馬を見せるか。
 トーセンラークは、前走アルテミスSは3カ月ぶりということもあったのだろう、11番人気でしかなかったが、直線見せ場があっての惜しい3着だった。初めてのダートと小回りコースをこなせるかどうかがカギとなる。
 ウィッシュハピネスはエーデルワイス賞JpnIIIでは1頭だけ次元の違うスピードを見せた。今回4番枠に入って、おそらく逃げることになるのだろう。ダートでは2戦2勝と底を見せていないが、中央のメンバーのレベルが上がって、牡馬相手で、エーデルワイス賞のように楽な競馬にはならないであろうことから△まで。
 初ダートのもう1頭はタケデンタイガー。中央馬では唯一の1勝馬だが、函館2歳ステークスが2着で、このときはトーセンラーク(4着)に先着した。この馬も初ダートをこなせるかどうか。
 北海道から遠征のオヤコダカは、4走前のブリーダーズゴールドジュニアカップ、2走前のウィナーズチャレンジでは強い勝ち方を見せたが、反面、サンライズでは見せ場がなく、前走北海道2歳優駿JpnIIIでは直線で失速。強い時のレースができれば十分勝負になると思うのだが、長距離遠征と初めての小回りコースでどうか。
 ◎2キャプテンシップ
 ◯10トーコーヴィーナス
 ▲3トーセンラーク
 △4ウィッシュハピネス
 △7タケデンタイガー
 △9オヤコダカ
 
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斎藤修の重賞ピックアップ
NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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