斎藤修の重賞ピックアップ

【5/31門別・北海優駿】二冠制覇に挑むスティールキング

 昨年の北海優駿ではオヤコダカがスタートでまさかの落馬、その後王冠賞を制して幻の三冠馬となった。その実力が本物だったことは秋以降にあらためて示し、古馬重賞でも互角の戦いを見せた。とはいえ瑞穂賞2着、今シーズン初戦のコスモバルク記念でも2着と、惜しいところでタイトルに手が届かないでいたが、先日の赤レンガ記念を制して古馬重賞初制覇となった。
 以前のホッカイドウ競馬では2歳シーズンが終了すると有力馬のほとんどが中央や南関東に移籍してしまったが、近年では有力馬のなかにも北海道にとどまる馬が出てきて、オヤコダカはまさにその1頭だった。
 そして今年の3歳世代で、「この馬が北海道に残ったか」と思ったのが、スティールキング。2歳時には重賞こそ勝てなかったものの、ブリーダーズゴールドジュニアカップ、サンライズカップ、そして北海道2歳優駿JpnIIIでいずれも2着と、世代トップクラスの1頭として活躍を見せた。今季初戦となった一冠目の北斗盃を貫禄勝ち。北斗盃組以外にもこれといった上り馬がいるわけではなく、二冠制覇は堅いと見る。
 相手は、北斗盃2着から北海優駿トライアルを制したジャストフォファン。北斗盃では、逃げてスティールキングにはとらえられたものの1馬身差で食い下がった。北海優駿トライアルでは2番手に控える競馬で、逃げたフジノパンサーをとらえると4馬身突き放しての圧勝。そのレースぶりなら、ひょっとしてスティールキングに対して逆転もと思わせた。◎◯ともに、昨シーズンも2歳重賞戦線で圧倒的な成績を残した角川秀樹厩舎の所属で、どちらかが勝てば2006年のギルガメッシュ以来10年ぶりの北海優駿制覇となる。
 3番手には、北斗盃4着、トライアル2着のフジノパンサー。
 北斗盃では大きく離されての5着だったアンビリーバボーだが、南関東での格付けではジャストフォファンや、北斗盃3着のキングニミッツより上で、再転入後2戦目の変り身に期待したい。
 ヒダカソウカップで古馬と対戦した牝馬のドリームダークアイがどこまでやれるか。
 ◎4スティールキング
 ◯8ジャストフォファン
 ▲9フジノパンサー
 △5アンビリーバボー
 △1ドリームダークアイ
 
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斎藤修の重賞ピックアップ
NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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