斎藤修の重賞ピックアップ

【9/6金沢・イヌワシ賞】兵庫2騎VSグルームアイランド

 白山大賞典JpnIIIに向け、笠松、兵庫、高知から計5頭の遠征があり、好メンバーが揃った。
 アクロマティックは、昨年11月以降で地方馬に先着されたのは、兵庫大賞典でのエーシンクリアーだけ。名古屋への遠征でもきっちりと力を発揮しており、遠征競馬も問題はない。すでに6歳だがどこまでタイトルを重ねるか、これからが楽しみな存在だ。
 エーシンクリアーは、勝ち切れないレースも多いものの、3走前の兵庫大賞典は9馬身差で圧勝しているように、勝つ時は強いレースをする。一昨年、昨年と佐賀のはがくれ大賞典連覇があるように、この馬もむしろ遠征で力を発揮するタイプ。昨年のこのレースはジャングルスマイルに完敗の2着だったが、今回は主戦の田中学騎手に戻っての好勝負に期待したい。今年、兵庫勢は金沢でMRO金賞、読売レディス杯と2つの重賞を制しており、この2頭も強力だ。
 全国区の活躍が期待されているグルームアイランドだが、ここ2戦は消化不良のレースが続いている。百万石賞はナムラダイキチを目標にレースをしたら、その前にいたジャングルスマイルの脚が止まらなかったというレースだったので仕方ないにしても、前走A-1特別は3コーナー手前の勝負どころからの行きっぷりがまったく悪く、ゴール前でようやく伸びたものの、重賞実績のないヒロノプリンスを捉えきれずというレースだった。今年春先までの調子に戻していれば、圧勝まであっておかしくないのだが。
 百万石賞5度目の制覇を果たしたジャングルスマイルは、それ以来3カ月ぶりの出走。エーシンクリアーやグルームアイランドを負かしたことがあるとはいえ、これだけ揃ったメンバーの中でどんなレースを見せるか。
 高知のブランクヴァースは、ここ4戦の惨敗はいずれもダートグレード。高知県知事賞をブービー人気で勝っているように、この距離なら侮れない。
 ◎11アクロマティック
 ◯6エーシンクリアー
 ▲7グルームアイランド
 △1ジャングルスマイル
 △10ブランクヴァース
 
 イヌワシ賞の出走表はこちら

斎藤修の重賞ピックアップ
NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
この記事をシェアする

他の予想ブログ

地方競馬ブログTOP