斎藤修の重賞ピックアップ

【10/29名古屋・ゴールド争覇】底を見せていないケイマ

 地元高知ではしばらく適鞍がなかったケイマがここに遠征してきた。中央準オープンから高知に移籍後5連勝と底を見せていない。前走珊瑚冠賞は距離が長いと思われた1900メートルでも逃げ切って見せた。適距離と思われる1400メートルなら能力の違いを見せる。あとは高知移籍後初の輸送がどうか。
 今年ここまで重賞5勝と覚醒したストーミーワンダー。1400メートルでも勝ってはいるが、この距離でケイマに逃げられて抵抗できるかどうか。
 サムライドライブは前走6月のパールオープンがポルタディソーニに9馬身差をつける圧勝。一時期の不振を脱して完全に復調した感じ。ただ1400メートルはこの馬にはちょっと忙しいと思われ、さらに4カ月ぶりの実戦でどうだろう。
 好調持続のポルタディソーニだが、今回はさすがに相手が揃った。
 北海道から遠征のソイカウボーイは、前走10カ月ぶりの実戦を叩いての上積みがあれば上位争いも。
 3歳のエムエスクイーンは、前走オパールオープンでポルタディソーニに3/4馬身差2着。古馬相手でもメドをつけたが、今回は相手が強力。今後の経験になれば。
 ◎9ケイマ
 ○7ストーミーワンダー
 ▲10サムライドライブ
 △3ポルタディソーニ
 △5ソイカウボーイ
 △6エムエスクイーン
 
 ゴールド争覇の出走表はこちら

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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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