斎藤修の重賞ピックアップ

【11/24金沢ヤングチャンピオン】重賞タイトル狙うフジヤマブシ

 11月11日のトパーズ特別から5頭の出走があり、その上位馬の争いとなりそう。
 勝ったフジヤマブシは、前2頭を見ながらレースをすすめ、直線でとらえて抜け出すと最後は余裕があった。デビューからこれで6戦連続連対。兼六園ジュニアカップでは2着だったが、そのときの勝ち馬ハイタッチガールが不在とあっては負けられない一戦。2歳のこの時期で520キロ(前走)という馬体重もひときわ目立つ。
 ストロングフーヴスはトパーズ特別3着だったが、リザードにぴたりと直後でマークされる厳しい展開だった。兼六園ジュニアカップでは4コーナー手前で先頭に立ったものの、2着フジヤマブシにクビ差の3着。展開次第では逆転もありそう。
 トパーズ特別で2着だったのがリザード。勝つときと負けるときがはっきりしており、ここも連下候補まで。
 10月の神無月特別でストロングフーヴスを負かしているドンナフォルテ、トパーズ特別でやや離れた4着だったノブマル、金沢プリンセスカップは惨敗だったが中央未勝利から転入しての2連勝が圧勝だったハートフルシーンらも上位進出の可能性がありあそう。
 ◎1フジヤマブシ
 ○9ストロングフーヴス
 ▲8リザード
 △4ドンナフォルテ
 △6ノブマル
 △3ハートフルシーン
 
 金沢ヤングチャンピオンの出走表はこちら

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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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