中央1勝クラスから船橋を経由して転入したキタノナシラは、ウインター争覇を6番人気で勝利。直線で先頭に立ちかけたサムライドライブを、外から並ぶまもなく交わし去ったレースぶりは見事だった。前走1400メートルの東海クラウンはゴール前接戦の3着。1900メートルに距離延長となってのここはあらためての期待だ。
チャーチタウンは、中央所属として出走した笠松の条件交流を勝ってそのまま転入。その条件交流(1800メートル)の勝ちタイム1分54秒9は、キタノナシラのウインター争覇よりコンマ8秒遅いだけ。転入初戦となったB2特選は当然のように楽勝で、レースの流れ次第でさらにタイムは詰められそう。
ニューホープは3歳ながら東海ゴールドカップを制覇。ウインター争覇はやや差のある3着だったが、ここは巻き返しのかかる一戦。
ドリームスイーブルは、ここ3戦こそ結果が出ていないが、1月24日の東海クラウンでは南関東などで重賞勝ちのあるチャイヤプーンにクビ差の2着。キタノナシラに先着した。好調水野翔騎手に乗替って一発があるかもしれない。
名古屋記念6着以来2カ月半ぶりとなるスムーズジャズ、このレース連覇がかかる11歳馬メモリージルバらにもチャンスはありそう。
◎12キタノナシラ
○9チャーチタウン
▲10ニューホープ
△8ドリームスイーブル
△3スムーズジャズ
△1メモリージルバ
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