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【3/19笠松・マーチカップ】距離延長でキタノナシラ

 中央1勝クラスから船橋を経由して転入したキタノナシラは、ウインター争覇を6番人気で勝利。直線で先頭に立ちかけたサムライドライブを、外から並ぶまもなく交わし去ったレースぶりは見事だった。前走1400メートルの東海クラウンはゴール前接戦の3着。1900メートルに距離延長となってのここはあらためての期待だ。
 チャーチタウンは、中央所属として出走した笠松の条件交流を勝ってそのまま転入。その条件交流(1800メートル)の勝ちタイム1分54秒9は、キタノナシラのウインター争覇よりコンマ8秒遅いだけ。転入初戦となったB2特選は当然のように楽勝で、レースの流れ次第でさらにタイムは詰められそう。
 ニューホープは3歳ながら東海ゴールドカップを制覇。ウインター争覇はやや差のある3着だったが、ここは巻き返しのかかる一戦。
 ドリームスイーブルは、ここ3戦こそ結果が出ていないが、1月24日の東海クラウンでは南関東などで重賞勝ちのあるチャイヤプーンにクビ差の2着。キタノナシラに先着した。好調水野翔騎手に乗替って一発があるかもしれない。
 名古屋記念6着以来2カ月半ぶりとなるスムーズジャズ、このレース連覇がかかる11歳馬メモリージルバらにもチャンスはありそう。
 ◎12キタノナシラ
 ○9チャーチタウン
 ▲10ニューホープ
 △8ドリームスイーブル
 △3スムーズジャズ
 △1メモリージルバ
 
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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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