斎藤修の重賞ピックアップ

【5/22笠松・飛山濃水杯】この距離でこそアドマイヤムテキ

 アドマイヤムテキは中央1勝クラスから名古屋に移籍してここまで6戦オール連対。2着に負けたのは、笠松グランプリでのケイマと、前走ガーネットオープンは逃げたゴールドリングをクビ差とらえきれずというもの。今回と同じ1400メートルの名古屋記念では、そのゴールドリングをアタマ差でしりぞけており、今回も連軸としては信頼できる。あとは4カ月ぶりの実戦で仕上がりがどうか。
 兵庫のエイシンエンジョイは、昨年のサマーカップ、年明けの白銀争覇と笠松1400メートルの重賞で2勝。地元でも園田チャレンジカップを制し、ここ1年で重賞3勝。ただアドマイヤムテキが2着だった笠松グランプリでは10着に敗れているだけに、ここはあらためての挑戦者的な立場。
 このレース連覇を狙うのがストーミーワンダー。昨年は7月以降も重賞3勝を含む4連勝という快進撃。ただその後は掲示板を確保したまでで、休み明けだった前走A2特別が7カ月ぶりの勝利。昨年の1600メートルから今年は1400メートルに距離短縮となってどうか。
 ミトノアミーゴは中央2勝クラスから名古屋に移籍して8戦オール連対とまだ底を見せていないが、重賞は今回が初挑戦。相手強化でどうか。
 サンデンバロンは1年以上勝ち星から遠ざかっているものの、特別や重賞でたびたび好走。連下には押さえておきたい存在。
 アセイラントは特別戦での勝利はたびたびあるが、準重賞以上ではやや苦戦。8勝を挙げている1400メートルの舞台で上位食い込みがあるかどうか。
 ◎6アドマイヤムテキ
 ○12エイシンエンジョイ
 ▲3ストーミーワンダー
 △5ミトノアミーゴ
 △10サンデンバロン
 △9アセイラント
 
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斎藤修の重賞ピックアップ
NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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