今年から道営スプリントのトライアルとしてこのウポポイオータムスプリントが新設され、これまで10月上旬に行われていた道営スプリントはH1に格上げとなって道営記念と同日の開催最終日に移動された。
10歳ながらJpnIIIの北海道スプリントカップを制したメイショウアイアンの安定したレースぶりが断然だ。昨年来、馬券圏内を外したのは、他場に遠征したダートグレードだけ。1000mのグランシャリオ門別スプリントではアザワクの2着に敗れたが、能力を発揮するのは門別1200mでこそ。今回、アザワク以外の馬たちとは同じ57kgなら負けるわけにはいかない。
相手には、前述のとおりグランシャリオ門別スプリントでメイショウアイアンを負かしているアザワク。ただそのときは51kgで、今回が53kg。同じ53kgを背負った前走エトワール賞では4番手から追いかける形になって3着だった。今回もおそらく好位から、直線までにどれだけ脚を溜めておけるか。まだ3歳ゆえの成長も期待できる。
ソイカウボーイは休みながら使われて今シーズン1200メートル戦で2連勝。一昨年3歳時の園田・楠賞以来の重賞制覇も期待できそう。
6、7月に1200メートルの特別を2連勝していたブラゾンドゥリス、エトワール賞を制したソルサリエンテらも上位争い。
◎4メイショウアイアン
○3アザワク
▲11ソイカウボーイ
△1ブラゾンドゥリス
△8ソルサリエンテ
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