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斎藤修の重賞ピックアップ

【10/29名古屋・ゴールド争覇】中央オープンの実力ならダノンフェイス

 大井からダノンフェイスが遠征。大井から、といっても中央オープンからの移籍初戦。今年1月にオープンのすばるステークスを勝って、5月にも欅Sで勝ち馬から0秒3差の5着。そのレベルの馬が、1着賞金500万円の地方重賞に出走するというのはちょっと反則的にも思える。今回は3カ月半ぶりの実戦となるが、1400メートルを中心に使われており、その能力の8割程度でも維持しているのであれば、このメンバーでは相手にならないだろう。
 兵庫のナリタミニスターは、重賞2勝を含め1400メートルで5連勝。前走はまさかの4着に敗れてしまったが、大外枠でスタートで負けした上に、水の浮く不良馬場のなか、単騎ハイペースで逃げた中央から移籍初戦の馬を追いかけて最後は一杯になってしまった。いわば度外視できる一戦。ダノンフェイスは1400メートルばかりを使われてきたとはいえ、コーナーを4つ回る小回りコースは今回が初めてで、そこに付け入るスキはあるかもしれない。
 クインズプルートは、8月の笠松・くろゆり賞圧勝に続いて北海道からの遠征。◎○はそのときのメンバーよりも強力で、地方では初めての1400メートルもどうか。
 ウラガーノは、中央2勝クラスから兵庫を経由して笠松に移籍。秋桜賞2着、新設のベイスプリント勝利と、名古屋1400メートルで2戦とも結果を残したが、今回はいかにも相手が強い。
 ポルタディソーニ、メモリージルバという重賞常連組も、このメンバーに入るとどこまでやれるか。
 ◎2ダノンフェイス
 ○4ナリタミニスター
 ▲1クインズプルート
 △7ウラガーノ
 △11ポルタディソーニ
 △5メモリージルバ
 
 ゴールド争覇の出走表はこちら

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斎藤修の重賞ピックアップ
NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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