ジェイカトレアは、2歳シーズンの黒ユリ賞、3歳のばんえいオークスと世代限定の牝馬重賞を制し、さらに4歳のここも、となるかどうか。1番人気に支持された前哨戦の紅バラ賞は、障害先頭のマオノクイーンに逃げ切られて3着だったが、2着シンエイジョッパリとも、先着された2頭はジェイカトレアより10kg軽かった。そして2着から6着までほとんど差のないゴール。能力的にそれほど差はなく障害のタイミングひとつ。紅バラ賞の前にB1戦を連勝していることからも能力上位は間違いなく、馬券的にはやはりこの馬が中心。
サクラユウシュンは紅バラ賞は5着だが、前述のとおりほとんど差はなく、前走でB1特別で差のない3着と好走している実力ならこの馬が2番手。
ジェイセリナの紅バラ賞10着は障害で転倒してしまったので参考外。続く前走では自己条件を勝っていて、今回も障害次第。
マオノクイーンは紅バラ賞を勝ったことで、ジェイカトレアら格付上位馬と同じ690kgになったのに対し、シンエイジョッパリは680kg。その重量差ならシンエイジョッパリにも再び上位のチャンスはありそう。
B2で勝ちきれないながらも好勝負を続けてきたクイーンヴォラも上位争いは可能。
◎10ジェイカトレア
○5サクラユウシュン
▲6ジェイセリナ
△8シンエイジョッパリ
△2マオノクイーン
△9クイーンヴォラ
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