斎藤修の重賞ピックアップ

【11/30水沢・プリンセスカップ】遠征で3連勝狙うラジアントエンティ

 園田1400メートル、笠松1600メートルで他馬を寄せ付けない圧倒的なレースを見せてきたラジアントエンティのスピードが、このメンバーでは一枚も二枚も抜けている。今回はおそらく隣のトンデコパが逃げてその2番手か3番手だろうが、小回りコースも経験しているだけに死角になるような要素もない。もし勝てば、東京2歳優駿牝馬を待たずして、グランダム・ジャパン2歳シーズンの優勝が決まるのではないだろうか。
 金沢シンデレラカップではクビ、ハナという接戦の決着で惜しくも3着だったリスカルダメント。ここまで勝ち星はフレッシュチャレンジのみだが、門別の2歳オープンで戦ってきたレベルの高さは見せた。
 地元の期待はゴールデンヒーラー。知床賞では門別の重賞で好走しているスティールグレートに2馬身半差をつけて完勝。知床賞は重賞格上げとなった2012年以降、北海道勢の勝利が続いていたが、はじめて地元馬に勝利をもたらした。今回も北海道勢相手にどんなレースを見せるか。
 ルビーブランケットは門別で2勝。ここまでの経験が門別の1000?1200メートルだけに、初めてコーナーを4つ回る小回りコースがどうか。
 トンデコパはテンのスピードは素晴らしいが、連対は1200メートルまで。マイペースで逃げてどこまで粘れるか。コーナーを4つ回る小回りコースなら、意外にペースが落ち着いて粘る場面はあるかもしれない。
 ◎1ラジアントエンティ
 ○10リスカルダメント
 ▲3ゴールデンヒーラー
 △6ルビーブランケット
 △2トンデコパ
 
 プリンセスカップの出走表はこちら

この予想印で投票
斎藤修の重賞ピックアップ
NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
この記事をシェアする

他の予想ブログ

地方競馬ブログTOP