9歳になったタガノゴールドだが、今年も白鷺賞、兵庫大賞典と重賞を2勝。今回は六甲盃2着以来5カ月ぶりの実戦となるが、衰え知らずの能力の高さから連覇は可能と見る。
今年は南関東から4頭も遠征してきた。なかでもスギノグローアップはイヌワシ賞2着に続いての遠征。一昨年11月以来勝ち星から遠ざかっているが、前走浦和のA2特別で2年近くぶりに勝利を挙げた。この距離で重賞初制覇を狙ってきた。
アッキーは、昨年のこのレースではタガノゴールドに4馬身差をつけられての2着だったが、今年園田に遠征した六甲盃を地元の中田貴士騎手で逃げ切り、1馬人気のタガノゴールドに土をつけた。さらに8月には水沢のビューチフルドリーマーカップもやはり地元の高松亮騎手で制した。今年すでに3勝と、7歳にしてピークを迎えた感じ。ここも地元騎手起用で初騎乗となる藤田弘治騎手に期待がかかる。
船橋のクインザヒーローも、この距離で上位食い込みを狙う。
地元勢は上記遠征勢が相手ではなんとも分が悪いが、9月にA1一組特別を連勝したイリュージョニストが吉原騎手で上位に食い込めるかどうか。
◎1タガノゴールド
○4スギノグローアップ
▲5アッキー
△6クインザヒーロー
△10イリュージョニスト
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