ここは黒潮ジュニアチャンピオンを制したハルノインパクトに逆らう手はなさそうだ。続く前走でも古馬C3-6組という、今回の出走メンバーでも古馬格付のもっとも高い組番のレースを勝利。直線追い比べとなった2着馬には半馬身差だが、着差以上に余裕のある勝ち方だった。1300メートル戦でコンスタントに1分25秒台をマークしているということでも、今回のメンバーでは能力的に一枚抜けている。
これを負かす可能性はトーセンジェイク。中央未勝利から転入しての初戦は、向正面からほとんど馬なりのままで後続との差を広げ、直線で軽く気合をつけられただけで楽勝。1300メートルの勝ちタイムは1分28秒8と平凡だが、ほとんど追われないままで、しかも高知ではめずらしい良馬場だった。2秒や3秒はタイムを縮められそうで、ハルノインパクトを負かすとすればこの馬かもしれない。
黒潮ジュニアチャンピオンでハルノインパクトに1馬身差まで迫ったのがブラックマンバ。その後古馬相手に善戦しているが、逆転まではどうだろう。
9月10月にブラックマンバを2戦続けて負かしていたスターフェネック、門別1勝から転入して4戦目となった前走古馬C3戦で高知初勝利を挙げたエゾフウジンらも能力的にはそれほど差はなさそう。
◎11ハルノインパクト
○8トーセンジェイク
▲9ブラックマンバ
△2スターフェネック
△4エゾフウジン
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