斎藤修の重賞ピックアップ

【12/31園田ジュニアカップ】地元同士なら断然ツムタイザン

 デビューから3連勝だったツムタイザンは兵庫ジュニアグランプリJpnIIに挑戦したが、さすがに中央勢のカベは厚く、さらに浦和のジョーロノにも先着されての6着。それでも7着が中央馬で、8着の地元フセノチェリーには大差をつけた。今回は勝負付けが済んでいるメンバーばかりなだけに、よほどのことがない限り負けないのではないか。
 シェナキングは、兵庫若駒賞はツムタイザンから大きく差をつけられての7着だったが、その後、今回と同じ1700メートルに距離を延ばしてアッパートライを2連勝。距離経験と上昇度で逆転まであるかどうか。
 キングオブハーバーは、デビューから2戦続けて2着だったものの、距離を1700メートルに延ばした前走での初勝利が6馬身差圧勝。その勝ちタイム1分54秒8は、シェナキングより速いもの。ツムタイザンにどこまで迫れるか。
 前走シェナキングの3着だったパールプレミア、園田プリンセスカップは7着だったもののその後は善戦しているユナチャンらは上位食い込みまであるかどうか。
 ◎9ツムタイザン
 ○6シェナキング
 ▲2キングオブハーバー
 △11パールプレミア
 △5ユナチャン
 
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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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