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【5/2高知・黒潮皐月賞】ハルノインパクトを巡る争い

 金の鞍賞ではブラックマンバの2着に敗れたハルノインパクトだが、年が明けてからの3歳戦線ではハルノインパクトが一歩リードという印象だ。古馬C2の選抜戦で差のない2着ということでも格付け最上位だし、土佐春花賞では逃げたナムライダテンを3コーナー過ぎで早めにとらえて完勝。1600メートルの仙台屋桜特別でも3コーナー過ぎで一気に先頭に立って押し切った。高知優駿の1900メートルになればわからないが、1400メートルが舞台のここなら中心は動かせない。
 先行馬が揃ってハイペースの展開なら、金の鞍賞で鮮やかなまくりを決めたブラックマンバにも有利になりそう。仙台屋桜特別は3着だったが、ゴール前ではよく差を詰めた。ただ2番枠をさばいてうまく外に持ち出せるかがポイントになりそう。
 金の鞍賞では5着だったトーセンジェイクだが、その後じわじわとクラスを上げてきた。前走はC3-12組という古馬の下の方の格付けではあるものの、4コーナーから直線内から突き抜けたレースぶりなら、ここでも上位争いはあるかもしれない。
 先行争いは、おそらくナムライダテンとラヴレイアード。激しく競り合えば厳しいが、ペースを落として折り合えば上位に粘り込む可能性も。1番枠に入ったナムライダテンはすんなりハナをとれるかどうかがカギとなりそう。
 ◎4ハルノインパクト
 ○2ブラックマンバ
 ▲6トーセンジェイク
 △1ナムライダテン
 △8ラヴレイアード
 
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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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