斎藤修の重賞ピックアップ

【5/4金沢・徽軫賞】牝馬同士ならハクサンアマゾネス断然

 船橋への一時移籍から戻ったハクサンアマゾネスの今季初戦、JBCイヤー記念は、マイペースの逃げにほかの馬は追ってもこられずという状況。まったくの楽勝で2着のファストフラッシュに4馬身差をつけた。昨年末は3歳ながら中日杯を制した実力だけに、牝馬同士のここで負けることはないだろう。
 ネオアマゾネスの高知から転入初戦の前走A2特別は、すんなりマイペースの逃げから軽く仕掛けただけで2着に大差をつける圧勝。高知ではC2級までの戦績だったが、その初戦で能力の高さを見せた。ハクサンアマゾネスを無理に負かしにでもいかないかぎり、相手筆頭は堅いのではないか。
 このレース連覇がかかるのがロンギングルック。その後は12月にA1特別を1勝したのみで、JBCイヤー記念は差のある5着だったが、牝馬同士で今回のメンバーなら2、3着争いは十分に期待できる。
 重賞初挑戦となるエイシンホープに、日本海スプリント勝ちのフェリシアルチアには1500メートル勝ちの経験もあり、上位食い込みを狙う。
 ◎5ハクサンアマゾネス
 ○4ネオアマゾネス
 ▲6ロンギングルック
 △9エイシンホープ
 △11フェリシアルチア
 
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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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