今年22回目となったこのレース。2000年の第1回には笠松のミツアキサイレンスが勝ち、第2回には地元のロードバクシンが勝ったが、その後はJRA勢が19連勝。近5年を見ても、2019年に地元のバンローズキングスが3着に入ったのみで、ほとんどJRA勢が上位独占。今回も菊水賞の上位馬では3着エイシンヒビキ、5着サラコナンが出走してきたのみ。他地区からの遠征もないという状況では、やはり中央勢同士の争いとなりそう。
そんなかで唯一3勝を挙げているのがゴッドセレクション。伏竜ステークスは外枠からのスタートでも2番手の好位につけ、直線抜け出しての完勝。そのレースぶりからも抜けた存在。
ダートで3戦2勝のロードエクレールは、出遅れて後方ままだった2走前を度外視なら、前走後続を寄せ付けないままの逃げ切りは評価できる。ダートの未勝利戦から芝の1勝クラスで直線一気を決め連勝したリプレーザ。伏竜ステークスこそ10着惨敗だったものの、ダートで2勝を挙げているランスオブアース。JRAの相手3頭に順番をつけるのは難しい。
地方馬では、菊水賞で1番人気に支持されながら5着だったサラコナンの巻き返しに期待だが、JRA勢の一角崩しがあるかどうか。
◎5ゴッドセレクション
○10ロードエクレール
▲7リプレーザ
△9ランスオブアース
△1サラコナン
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