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【7/18高知・トレノ賞】スペルマロンをめぐる争い

 スペルマロンは黒船賞のあとの3戦がいずれも楽勝。ますます充実を見せ、能力的には頭ひとつ抜けている感じ。ただ1300、1400メートルではやや安定感に欠けるところがある。とはいえ好位から抜け出しという安定したレースぶりだけに大きく崩れることはないだろう。
 アイアンブルーは、今年1月の大高坂賞でスペルマロンを差し切った。ただ直線勝負の脚質だけに、展開に左右されるところがある。高知1300、1400メートルは5戦して4連対。あとは展開がハマるかどうか。
 エイシンビジョンは下級条件からクラスを上げ、前走高知では初めてのA-1特別戦で、2番手から早め先頭で楽勝。3走前には好タイムで1300メートルの勝ち星がある。今回、高知では重賞初挑戦でも勝ち負けまで期待できそう。
 ツクバクロオーは、休み明けの前走がアイアンブルーにアタマ差2着。叩き2戦目での上積みがあれば。
 マイネルエスパスは中央3勝クラスの実績で、転入後は下級条件から徐々にクラスを上げて前走がB-3勝ち。昨年6月に不良馬場ではあるものの高知1300メートル1分21秒6は、メンバー中最速の持ちタイム。一気の相手強化でどこまでやれるか。
 ◎4スペルマロン
 ○1アイアンブルー
 ▲10エイシンビジョン
 △5ツクバクロオー
 △3マイネルエスパス
 
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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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