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【9/24園田チャレンジカップ】人馬とも重賞初制覇の期待ハナブサ

 10頭立てとはいえ、地元6頭に高知3頭、名古屋からの遠征も1頭いるが、さしずめ兵庫VS高知の対抗戦という様相。
 歴戦の重賞実績馬が多数というなかで、昨年の楠賞3着のあと8戦7勝、2着1回というハナブサに期待する。ここ5連勝で2着馬との着差が4馬身、大差(2秒5)、6馬身、4馬身、8馬身と一方的なレースばかり。古馬一線級との対戦は初めてだが、3走前と前走の1400メートル戦では1分29秒台で走っていることから、重賞でも通用する器とみる。2001年デビューの廣瀬航騎手は2019年大晦日の園田ジュニアカップで2着があったが、重賞初制覇の期待がかかる。
 相手は9歳ながら今年園田FCスプリントを制したダノングッド。前走建依別賞でも、高知の絶対王者スペルマロンに1馬身半差2着と好走した。2019年デビューの多田羅誠也騎手は、今年も黒潮菊花賞を制してすでに重賞2勝。他地区への遠征はヤングジョッキーズシリーズとその当日のエキストラ騎乗以外では初めてで、他場では重賞初挑戦となる。
 昨年末に中央3勝クラスから転入したメイプルグレイトは、金沢へ遠征した金沢スプリントカップでは1番人気に支持されるも8着。それでも続く前走摂津盃で半馬身差2着と能力の高さを見せた。1400メートルにも実績があり、この馬にも重賞初制覇がかかる。
 コウエイアンカは、園田FCスプリント6着のあと3連勝。とくにここ2戦では重賞6勝の実績馬エイシンエンジョイを連続して2着に負かしているだけに期待は大きい。
 園田FCスプリント3着だった高知のダノンジャスティス、一昨年のこのレースの覇者エイシンエンジョイなども軽視できない。
 実績馬、ナチュラリーやサクラレグナムの上位食い込みという可能性も十分考えられるが、印が回らなくなってしまった。
 ◎10ハナブサ
 ○2ダノングッド
 ▲3メイプルグレイト
 △6コウエイアンカ
 △7ダノンジャスティス
 △4エイシンエンジョイ
 
 園田チャレンジカップの出走表はこちら

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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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