斎藤修の重賞ピックアップ

【9/26ばんえい・銀河賞】世代最強キョウエイリュウを信頼

 世代最強といえるキョウエイリュウは、トップハンデで臨んだはまなす賞は、障害をトップで抜けた軽量3歳牝馬のイオンからそれほど離されることなく3番手クリア。2番手のカイセドクターが差し切って勝ったが、ほとんど離されることなく3着でゴール。そのレースでキョウエイリュウより10kg軽かったカイセドクターが、今回はキョウエイリュウより10kg重くなってトップハンデ。障害は安定しており、馬場もそれほど重くはならないらしいのは有利。重量差もあるので頭確実とはいえないが、中心としては信頼できる。
 能力は間違いなくトップクラスだが、気性的に狙いが難しいのがゴールドハンター。4走前のゴールドトロフィーでは障害7番手から、まさに次元の違う末脚で差し切った。柏林賞でも、溜めて障害先頭から後続を振り切っての完勝。ただ、前走はまなす賞では障害で苦戦して勝負にならなかった。軸とするには不安はあるが、圧勝があってもというタイプ。
 ヤマトタイコーは近走不振だが、重賞ではばんえいダービー2着、柏林賞3着という好走歴。その賞金で能力以上に高いクラスに格付けされたため苦戦が続いている現状。ただキョウエイリュウより20kg軽い720kgなら好勝負も。
 牝馬2頭はB1格付けで、トップハンデのカイセドクターより60kg軽い690kg。フォルテシモは牝馬同士の重賞でもばんえいオークスの4着が最高という成績だが、ここに来てB2からB1で6戦連続して3着以内と調子を上げている。前走B1特別を勝っても昇級せず、ここもB1格付けの重量で出走できるのは有利。穴ならこの馬。
 山鳩賞2着だったトワトラナノココロ、同5着も続く前走でA2特別を勝ったブラックサファイアも能力上位だが、キョウエイリュウと10kg差でどこまで食い下がれるか。
 ◎7キョウエイリュウ
 ○9ゴールドハンター
 ▲3ヤマトタイコー
 △2フォルテシモ
 △8トワトラナノココロ
 △4ブラックサファイア
 
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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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